サッカーW杯の日本のグループリーグ最終戦、対ポーランド戦が行われて0対1で敗れましたが、他会場で行われた試合でセネガルが敗れたために日本の決勝トーナメント進出が決まりました。試合前の状況としては、日本は勝つか引き分けならGL突破で、負けてもセネガルも負けなら得失点差で通過の可能性がある。
GL最終戦は同時刻キックオフなので、他会場の状況も気にしながらのキックオフ。日本代表は中3日の上に35℃もの高温のためか、得点を挙げている大迫・乾に加えて香川選手ら6人を先発から外している。お互いにスタミナを気にしながらの慎重な立ち上がり。相手がゆっくり入ってきたこともあってか、日本のプレスやパスもまずまず機能してやや優勢に試合を運んでいく。しかし、お互いに得点には至らず、淡々と0対0で前半終了。
後半に入ると、徐々にポーランドに押され始めてパス回しがうまくいかなくなり、危ないシュートを打たれ始める。後半13分過ぎに無意味な反則からフリーキックを与えると、遠目からだったのにも関わらずどフリーなシュートを浴びて失点。この時にはコロンビア-セネガル戦は0対0だったので、このままいけば日本はGL敗退ということになる。
日本も必死に攻めようとするも、1・2戦目ほどの攻めはできず重苦しい雰囲気になる。攻めなきゃいけないのにむしろ押し込まれる展開で、キーパーの好セーブでなんとか0対1が精一杯だ。しかし、後半29分にコロンビアが1点を挙げてリードし、このままいけば日本が2位通過という状況に変わった。
そういう状況を受けて、後半37分に長谷部を投入。全員に現在の状況を伝えてリスクを絶対に犯さず引き分け狙いと決めた。もちろん、セネガルが追い付けば更に苦しい状況になったが、日本が得点を決めそうな雰囲気はほとんどなく一方的に攻められている状況では他の選択肢は無かったのも事実だ。結局、場内のブーイングを浴びながら0対1で試合は終わった。ポーランドも敗退が決まっていて、点差は関係なかったためか全くボールを追ってこなかったのも幸いした。
結局、セネガルが負けたことでGLは2位通過となりました。まずはおめでとう。どんなにブーイングを浴びようともGLで敗退してては意味がないわけで、ここからが本当のワールドカップだ。
それにしても、最後の引き分け狙いだけが非難されていますが、レギュラー6人替えもGL敗退してたら大問題になっていたはずです。そんな大博打に辛くも生き残った西野ジャパン。今までは、固定のレギュラーで必死にGLを抜けても余力ゼロで決勝トーナメントでは1回戦で負けてきた。今回は主力を温存しながらの通過ですから、相手は強いのでしょうが今までよりも楽しめるのではないでしょうか。
というか、余力を持って決勝トーナメント進出は、日本もここまできたんだなあと感慨ひとしおです。陸上の100mでも予選で全力で走っているような選手は、決勝では優勝争いはしないもの。サッカーでも強豪国はおしなべてそうだ。
日本ではフルメンバーでも勝ち上がるのは難しいのでしょうが、また中3日ですが万全の体調で戦えるのだけは確か。健闘を期待しましょう。