今年の関西地区のTV番組で明らかに変わったことがある。それはキー局系の地上波プロ野球中継が明らかに増えたことだ。もちろん、阪神戦ばかりだが。もっとも、この流れは同じような地域性の強い球団がある地域では、既にかなり進んでいる状況ではないだろうか。準キー局ともいえる関西地区ですらこうなったという点が大きく変わったということなのだということです。
土日の昼間なら今までもあったのですが、いわゆる、東京のキー局で制作されたゴールデンタイムの長時間バラエティをネットしないで、阪神戦を中継するというものだから変わったものだ。しかも、今年のそういう中継時には多くの場合、18時15分ごろからのローカルニュース枠も潰して阪神戦の中継をやっている。ちょっと前では考えられない状況だろう。
理由はいくつかあると思う。大谷フィーバーで野球に無関心だったり嫌悪感を持っていたような人たちが、野球を見るということに慣れてきたということ。これはとにかく大きかった。とにかく、まず少しでも見てもらえる環境がなければ始まらないからだ。
そしてスポーツのTV生中継は、多くの人がより簡単に同じ中継を見ることができるという点でネットに対して明らかに優位性があるということ。特にスポーツの生中継は、あとから見るということがほとんどないコンテンツなので、その放送時に見るしかないという点でCMを出す企業側にとっても価値があると思われる。
もちろん、TVにとっても番組制作の費用対効果といった面もあるだろう。今後、野球以外のスポーツ中継も育てていって、野球のシーズンオフはサッカーやバスケなどスポーツ中継を週2ぐらいではやれればいいなというのは当然の流れだと思う。
このような流れでとばっちりを受けているところが1つある。それは、阪神戦完全中継が売りのサンテレビだ。甲子園開催の阪神戦中継が激減してしまったのです。広島戦や中日戦とかのビジター戦とかの中継はあるのですが、本当に減ったなあと感じます。やばくね。





