経産省の20代後半の官僚2名が、コロナの給付金詐取で逮捕された。金額は550万円ほどで、高級腕時計等を購入するのに使ったという。
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罪としては大した罪にはならないのでしょうが、前歴は付き懲戒免職にはなるのは間違いないでしょう。社会的制裁というやつだ。これからの人生も、常に前歴者という肩書は付いて回るし懲戒免職を受けた者を余程のコネでもない限り、彼らの学歴に見合った企業が雇う事はないだろう。人生を棒に振るとは正にこの事だと思う。しかも、たったの550万円で。
キャリアになっているのですから、それなりにずっと勉学に熱心でそれなり以上の大学に進学して公務員試験に合格しているのです。その対価が2人で550万円では、割に合わないとは考えなかったのだろうか。自分たちの優秀さに酔った挙句の遊び感覚と感じるのは私だけだろうか。
東京で、30代の巡査長が泥棒で逮捕された。非番の日に被害確認を装って女性宅に侵入し、隙を見て金庫内の300万円などを盗んだもの。カードローンの返済に窮したからだそうだが、余罪もありそうとの事だ。彼も同様の末路が待っている。借金がいくらかは分かりませんが、300万円ほどで人生を棒に振って割に合わないことこの上ない。
異常な心理状態だから、割に合わない犯罪をやってしまうのだろうけど、少し冷静さをもって損得を考えてみるとかしないものなのだろうかと、私は思いました。