連日、コロナの感染者が最多というニュースが続いている。人数が増えているのは確かだと思う。しかし、検査を受ける人数が春の段階とは段違いに多い事や、20～30代の感染者が多い事が春とは違っています。
マスコミは、感染者の人数が多い事で人々の恐怖心を煽る。しかし、ネットでは重症者や死者が感染者の伸びほどには増えていないと指摘されている。これまでの治療に基づいた経験や情報の蓄積もあって、春の様には簡単に重篤化しないし亡くなることもないのです。
そこで、マスコミは後遺症について言い出したようです。よほどの持病でもない限り、日本ではほとんど死亡者が出ていない20～30代の感染者が多い上に、重い症状が出ていない感染者が半分なんて話なのに、脅すような話を次から次へと繰り出してくるのには驚くばかりです。どうしたいのだろうか。
今年は、エアコン迄いかずに扇風機で十分に涼しい日がほとんどです。そんな我が家の扇風機が、ある日いきなりカタカタと小さな音をたてて動くようになりました。
大きな問題はなさそうなのですが、やはり気持ちが悪い。そこで、モーター部を手で数回叩いてみた。すると、あっという間に音がしなくなって普通に動くようになった。昔の癖で叩いてみたのが奏功したようだ。
今の家電は、叩いてどうこうなるというものが減っている。ICチップで制御されているから、振動はそういう稼働にはあまり関係が無いからだろう。
思えば、昔はTVだろうがなんだろうが、とりあえず叩いてみたものだった。それで、ある程度は直って動いたものだ。もっとも、しばらくすると叩いても動かなくなって、｢これはもう寿命だな｣となったのですがね。
BS放送を見ていると、センバツに出場予定だった高校たちが、1試合だけ思い出に甲子園で試合させてもらえるものの完全中継をするというCMをやっていた。
実際にプレーする選手やその家族たちにとっては、それでも無いよりは嬉しい試合なのでしょうけど、見る方にすれば何の意味も目的もない試合以上でも以下でもない。
TV局に無理やり盛り上げようとされても、高校野球なら何でもいいだろみたいなノリはどうも…。楽しみにされている方には申し訳ありません。
全身の筋肉が動かなくなっていくという難病のALSを患う女性の依頼を受けて、薬物を投与して殺害した疑いで、医師2人が逮捕された。安楽死殺人は常に議論になるが、いまだに法的には進展していない。
今回の件については、まず本人が強く安楽死を望んでいたことは間違いないようだ。そして、この2人の医師は彼女の主治医ではなく、全く無関係な場所で医療に従事していたこと。彼女の家族が、安楽死に同意していなかった事が報道されている。
当初、私はこのニュースの第一報を聞いた時、主治医が患者とその家族の度重なる安楽死の懇願に耐え切れずにやむを得ず行った様に勝手に想像していた。しかし、彼女の父親の医師たちへの非難コメントや続報を見ている内に考え込んでしまった。これは難しい問題だ。この医師たちに強い批判や処罰が向けられても仕方がない。
更に続報を見ていくと、この亡くなられた女性がかなり美しくしかも優秀な方だったのも伝えられていた。それだけに、彼女がこの病の辛さも調べて理解した上で深く強い絶望感を持ったであろうことも想像に難くない。
私は個人的には自殺否定論者です。私はしないだろう。しかし、どうしようもない苦境に陥って、もう生きていたくない気持ちになる人がいる事もあるとは思っている。だから、安楽死については決して結論は出ないのだろう。
何でも｢権利｣と言ってしまうのはどうかと思いますが、自殺すらできない人の｢死以外では解決できない絶望感｣をどうやって少しでも薄めることができるのか。そこが宗教や死ぬ権利の考えどころだと思う。
この連休にスーパーに買い物に行ったときに、2回だが年配の婦人がレジの人や店員にコロナの消毒の事についてきつめの口調で質問しているのを見た。店員は誠実に説明していたが、この手の客は結構来ているような感じの対応でした。まあ、実際には私が行ったときにたまたま連続して見かけただけでしょうが。
その客の半分喧嘩腰のような口調がどこかで見たような感じでしたが、それは連日危機感を煽りまくっている情報ワイドのまんまだった。そのおばちゃんも、上から目線で相手にいちゃもんを付けるのが気持ちいいのだろう。
多分だけど、そんな上から目線で相手を非難する快感に目覚めた年配の人たちが全国に大量発生しているに違いない。嫌な世の中になったものだ。
