日曜日から、今年の納めの場所である九州場所が始まりました。またも場所前に弟子への暴力やその親方の死去といったネガティヴな話題が先行して残念な限りです。
私は、毎場所終了時にその場所を振り返る記事を書いています。それは私が相撲が好きで、力士達への敬意を抱いているから。八百長と言われようが、暴力体質と叩かれようがそれは変わることはありません。
何故、そのような敬意を抱くようになったのかというと、私が中学生の頃にさかのぼる事になります。同じクラスの体格がでかい奴があまりにもムカついたので喧嘩をしたのですが、そいつの体格がとにかくでかかったのです。それも、ブヨブヨのデブではなくスポーツもやる筋肉質のでかい奴でした。
私も、身長は結構あった方なのですが、掛かっていってもとにかく動かない。ビクともしないというのが感想なのです。腰にしがみつこうが動かない。殴っていってもビクともしないのだからどうしようもない。もうその段階で戦意喪失状態で、どちらが正しいとか関係なく、2・3発殴られるととにかく参ったして謝りまくった記憶があります。
そういうレベルでそれぐらい強いのだから、相撲取りはどれほど強いのやら。多分、関取レベルが土俵にガッチリと親指で踏みしめたならば、素人では押しても引いても動かないのではないでしょうか。
筒井康隆さんの作品に「走る取的」という作品があり、幕下以下のいわゆる関取ではない下っ端力士が無礼なサラリーマンを追いかけ続けて殺すという内容(映画の「激突」ですね)なのですが、他の方以上に空想を超えたリアリティを持った恐怖を私は感じました。
親方が竹刀で弟子を叩く・・・どこが暴力なの? これぐらいで堪える様な鍛え方してないんだけど。力士の強さ分かってんの。 ・・・世間がどれだけ叩こうが、常人を越えた強さの力士がぶつかり合う相撲には私は敬意を持ち続けてることでしょう。





