月島きらり starring 久住小春 名義の 第二弾シングル「バラライカ」の初動チャートが発表されました。週間8位で2.8万枚とのことです。一見、大した事無いように感じますが、「GAM」どころか「DEF DIVA」の初動よりも多く、松浦さんの最新シングル「砂を噛むように・・・NAMIDA 」の2倍の初動売上だと書けば、どれだけ凄い事かお分かりでしょう。
この曲は、デイリーチャートが9位に始まって右肩上がりに6位まで順位を上げてきたことなど、従来のハロプロとは異なったチャートアクションだったことが2chでも話題となっていました。その要因について、私なりに分析してみたいと思います。
- 広告代理店を軸に、テレ東・小学館・コナミ・タカラトミー・・・等の複合的展開
もちろん、今回の売上は小春人気だけで売れたとは思えません。ヲタだけの売上ならば、恐らく1万枚にも届かなかったでしょうね。 「はてな」のヲタブログを読んでいると「℃-ute」の方が売れたのではないかと錯覚するほどだ。 アニメ「きらレボ」人気に負うところ大なのは自明でしょう。
その「きらレボ」を 本気で商売にしようと力を入れてきたのだから、この半年である程度の見込みが立ったのでしょう。 楽曲も売れ線のきちんとしたものを出してきました。
- キャッチーなサビ、シンプルな振り付け。
一度聴いたら忘れられないキャッチーなサビと共に、昔のアイドルのような覚えやすい振り付け。小さな子供でも踊れそうで楽しい。最近の難しいダンスとは一線を画している。
- 久住小春ちゃんが、誰から見ても美少女でフレッシュ。
アニメそのままで、手足も長い。アニメのイメージは崩れない。幼女にとっては憧れの存在になれる。
- おはスタで連日オンエア。
やはり、子供の観るTVに連日出るのは大きい。
- わざと激戦週にぶつけて、ベスト10入りへ危機感を煽る
前作、「恋☆カナ」の時も激戦週だったが、今週も大激戦週でした。ちびっ子の応援が・・・。
- カードのおまけ
着せ替えカードみたいなものがおまけで付いており、むしろこれが一番の要因かもしれません。ポケモンでノウハウを持っている、小学館が一枚噛んでいる価値がここで出た。
素人の分析では、ここまでです。もっと重要な要素を漏らしているかも知れませんが、お許しあれ。それにしても前作同様に 初動比2.0倍を達成するならば、5万6千枚の売上になってモー娘本隊を超えるということになるかもしれません。
しかしながら、この人気が久住小春本人の人気に繋がるのか? また、その人気がモー娘本隊の人気に繋がっていくのかは 全くもって未知数です。 そうなって欲しいと切に願いますね。