最近、教室で隠し撮りされた教師の体罰の映像がTVによく出てきます。見た人は、とんでもない暴力教師だと感じるだろうし、こんな教師は首にするべきだと思うでしょう。ただ、この手のニュースの場合に体罰に至ったきっかけ位は伝えますが、そうなった過程についてはあまり伝えない事が多い。
その中には我々が感じた通りの理不尽な教師もいるでしょう。そして、立派な先生で信頼されるべき先生でしたが生徒の度重なる挑発でついというケースもあるということだ。
確かに世間では、先に手を出した方が負けという事だが、そこに理不尽さを感じることも多い。この手の件でも、どんな事があろうとも手だけは出してはいけない訳で、教師の側もそこは分かっていたはずだったろう。ただ、どうしても生徒を導いてやりたいという思いが強すぎてこうなったケースもあったのかもしれません。
TVで放送してしまうと、こういう色々なケースが一緒くたにされて実情が塗りつぶされてしまう気がして仕方がありません。本当の暴力的教師を排除できるという面も確かにあるのも事実ですし、ケースバイケースで見ていくべきではないかなと思います。