7日、政府により緊急事態宣言が行われました。5/6日まで首都圏、京阪神、福岡で知事により法で定められた措置が可能になる。
とはいうものの、憲法の制限により新たに可能になる事や強制力は諸外国の様な強いものではありません。どちらかと言えば、この宣言で何かを行うというよりは、国民の気分を引き締めるという情緒面での効果が大きいものだと思います。
この緊急事態宣言は、当初その法律を審議する際には国民の主権の制限であるという批判が野党やマスコミから強くあった。しかし、宣言が出る直前段階においては、野党やマスコミから早く宣言しろの嵐であった。なんなんだろうか。
国民の側の本音を言えば、国に宣言してもらえば諦めがつくというというのも大きいのではないだろうか。空気というか雰囲気だけが根拠な「自粛」では、何となくしんどい。それよりは、ある程度の日限のある国の「宣言」の方が、日限までと思えば頑張れるという気分の問題。
あとは、日本人ってお上に決めてもらった方が楽に生きられるってのがあるのかもしれません。革命の起こったことがない国は、なんだかんだそれでうまくやってきましたから。
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