白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

穴窯で火入れ

2012年11月30日 | アート
今月19日に制作した抹茶碗、ビールジョッキー、ぐい呑を穴窯で焼いていただけるということで、今日は火入れの様子を見学させてもらった。
点火から1昼夜経っているので、1200度の温度を保つため赤松の入れる本数もきっちり数えており、入れ終わるとすぐ薪で入口を塞ぐ。燃え尽きると薪を入れるの繰り返しで油断は出来ない。


明日も丸1日、火入れを続けるので、交代しながらとはいえ、大変な作業である。若いスタッフに唯唯、感謝。


金沢卯辰山工芸工房のすぐ裏手にこの穴窯があり、卯辰窯と看板を掲げてある。

窯出しは1週間後だが、果たして割れずに焼けるだろうか。

ちょっと早い忘年会

2012年11月24日 | 
鳥の仲間が能登島の民宿に集まり、忘年会を催した。
今年は能登にアネハヅルが降り立ち、最近ではコウノトリが兵庫県から移動して来たり県内では結構楽しめた一年であった。
期待していたミナミバンドウイルカは1ヶ月ほど前に湾外に出て行ったそうで見られず、残念だったが明日の田鶴浜の探鳥会ではシロカモメほかカモの観察もできるだろう。

頭を冷やしに大拙館へ

2012年11月22日 | 余暇
毎晩、酒を飲み、昼は晴れ間を見ては、鳥を追っかける、実に無為な日々を送っている自分に活を入れる目的で、鈴木大拙館を訪れた。
仙展が25日で終わることも、慌てて出かけた理由の一つ、仙の作品で好きなのは、○△□を書いた書で、今年作った土鍋の蓋に模様として使っている。

一杯ひっかけOEKへ

2012年11月21日 | 音楽
開演30分前に、立ち飲み酒場「大笑」で焼き鳥とお酒を仕込んで---誠に不謹慎ながらこれがいつものコースなので---オーケストラ・アンサンブル・金沢の演奏を聞きに行ってきた。

今日の歌劇カルメンはOEKにしては、バッハの「マタイ受難曲」以来の画期的、歴史的公演であった。
冒頭、いきなり兵士と女性の流麗なダンス、日頃歌劇歌手のぎこちない仕草に辟易している我々には、思わず舞台に引き込まれる効果があった。舞台装置も簡素化されてすっきり、狂言師茂山あきらの演出は、シテとワキを配置して観客の視線を巧みに誘導し、退屈させない。

間奏曲ごとのダンス、狂言回しなど新しい歌劇の誕生を見た。次はヴェルディの「アイーダ」をこんな演出でお願いしたい。

穴窯で焼きもの

2012年11月19日 | アート
これまで自分が体験した陶芸では電気窯ばかりで、割れたり大きく変形したりというリスクがない代わり、焼き物の魅力の一つである自然釉や灰かぶりといった作品は出来ない。

今回、金沢卯辰山工芸工房で企画された体験教室では、工房にある穴窯で焼いてもらえるそうなので参加してみた。
薪として使う赤松は長野県の業者から買い、薪代だけで50万円掛かるという。

最初に講師の簡単な説明を受けたあと、与えられた粘土で、抹茶碗、ビールジョッキー、ぐい呑を作った。
29日から火入れをして、薪をくべるところも体験できそう、さてどんな風に焼き上がるだろうか楽しみである。


不思議な鳥

2012年11月16日 | 
鳥の棲み処は、種ごとにほぼ決まっていて、このキバシリという鳥は亜高山帯に棲む鳥なのに、山に雪が早く来たからだろうか、平地の、しかも都市公園に現われた。

羽の色は樹木の色とほとんど同じ保護色で、ときどき静止して擬態を演じると上から見てちょっとしたこぶにしか見えない。

午後になって、ようやく目の前に現れ、松の木を登るところで撮ることが出来た。

普正寺探鳥会

2012年11月11日 | 
毎月第2日曜日に開催される定例探鳥会。今にも雨の落ちそうな曇り空、しかも気温は低い。にもかかわらず29名の参加者だった。
アカゲラが数羽は、いただろうか、望遠鏡でゆっくり観察できた。カラ類ではヒガラも入っている。
大池にオオバンがいた。
観察種は38種、まずまずの数だ。

立冬

2012年11月07日 | 余暇
暦通りの気候だった。
鶴来樹木公園では、つかの間の晴れ間があったかと思うと、すぐに黒い雲が空を覆い、あられ混じりの雨に変わった。

北陸特有の空の色。


こんなときは、山の温泉に浸かっているに限る。
中宮スキー場の向かい山は、雨に洗われて紅葉が一層映えて見える。

金沢トレィルに参加

2012年11月04日 | スポーツ
金沢大学角間の里からキャンパスを抜けて裏山へ分け入り、奥卯辰山を経由、卯辰山を降りて浅野川沿いに上に向かって歩いて、再び角間へ戻るという全長8kmのコース。
このトレィルの計画を推進しているNPO法人のトップが学生時代の友人であることと、コースで見られる鳥に興味があったので参加してみた。

里山として残されている山林は歩道だけが整備されて、自然な状態で保全されている。狸のため糞があったり、カラ類、キツツキの声など、市街地の直ぐ傍にもかかわらず、動植物の観察には良い環境だと思われる。

朝11時に出発して午後3時半に角間の里に戻った。

木場潟探鳥会

2012年11月03日 | 
木場潟は冬鳥のカモたちがほぼ勢ぞろいして種類も多く、探鳥会の参加者もゆっくり観察を続けるのでなかなか終わらない。気温は低く10度以下で、ときどき小雨に見舞われるが、それでも望遠鏡を覗き込んで動こうともしない。熱心なものだ。
鳥合わせの前に失礼して、金沢で行なわれるツェーゲン金沢の試合を見に行った。

相手はカマタマーレ讃岐、前半20分にキーパーが叩いたボールを押し込まれて、今日も負けかと諦めかけた後半40分に金沢がサイドからのクロスを鋭くシュートして同点とした。
1-1の引き分けだったが、低迷するチームに光明が見えてきた試合だった。


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