今季最高のタカ渡り

久しぶりに晴れて、風も北からの追い風でタカの渡りには絶好の条件が揃った。

金沢市郊外の観察ポイントには10数名の鳥マニアが集まって空を眺める。
10時過ぎから、サシバのタカ柱が何度か見られるようになって、正午までにハチクマ、小型タカを含めて250羽をカウントした。これだけでも、今季初めての数なのにその後、幾つかのタカ柱が見られて、12時40分には30数羽のサシバがほとんどダンゴ状態で上空を通過した。

午後1時に観察を終了したが、総数は337羽となった。
こんなことがあるから、タカ渡りの観察は止められない。

白山奥宮にオコジョが跳ねる

久しぶりに白山頂上まで登った。お昼を過ぎて、周りはガスが込めて視界は効かない。
ガスの晴れるのを待っていたら、岩の間からオコジョが現れた。
動きが早すぎてカメラに収められない。やがて頂上から奥社の周りを囲む石垣の方へ移動して石の間に消えてしまった。
山は登山者が少なく、日差しは強いが、涼しく終始、気持ちよく登れた。
途中、ウソ、ホシガラスも顔を見せ、弥陀ヶ原にはメボソムシクイも夏の名残を惜しんでしきりに鳴いていた。