白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

釈迦岳前峰まで

2016年05月20日 | 
釈迦岳は室堂から下山するときにコースに選ぶぐらいで、市ノ瀬から直接登る山としては敬遠してきた。途中に工事用の林道が3kmほど続いていてこれが退屈だからだ。

しかしブナ林に入れば、格別だ。釈迦新道のブナは大木こそないが、森は静かで登山道も荒れていない。落ち葉が厚く重なって心地よいクッションになっている。


市ノ瀬から歩き始めてすぐ、開花したトチノキに出会った。
高度を稼ぐにしたがって、オオカメノキ、タムシバの白い花が目立ってきた。
鳥たちの声は今が一番きれいだ。キビタキ、ルリビタキは高地へ移っても終始聞こえた。

釈迦岳前峰に着いたが午後になり、白山頂上は雲に隠れてしまった。

出会った森の仲間たち
ジュウイチ、ツツドリ、アカゲラ、アオゲラ、カケス、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ウグイス、ヤブサメ、ゴジュウカラ、ミソサザイ、マミジロ、コルリ、ルリビタキ、キビタキ、オオルリ、ウソ、クロジ。

白山弥陀ヶ原まで

2016年05月12日 | 
何度か白山に登っているが、5月中に登った経験はない。
又とないチャンスなので、向かったが、スタートが遅かったのと、積雪と雪解けが交互に影響してアイゼンを装着したり外したりして時間を食った。


黒ボコ岩に着いたときは午後1時過ぎだった。室堂行きを諦めて下山した。
弥陀ヶ原は木道が雪に覆われていたが、五葉坂は乾いているようだ。


砂防新道ではミネザクラが丁度見ごろを迎えていた。

出会った森の仲間たち
オオルリ、コルリ、ルリビタキ、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、アカゲラ、アオゲラ、アマツバメ、ウソ、ミソサザイ、ホシガラス、クロジ、ウグイス、イワヒバリ、カヤクグリ。

デヴィッド・ボウイ再び

2016年05月04日 | 余暇
今年1月亡くなったデヴィッド・ボウイに密着、数々の美しい写真を撮り続けた鋤田正義の写真展を見て来た。
大型パネルも良いけど、矢野顕子やリリィ・フランキーの個性あるプロフィール写真も面白い。

5月22日まで「しいのき迎賓館」2階イベントホールにて

賑わう奥獅子吼山

2016年05月01日 | 
朝8時過ぎに尾根筋の登山道に取り付いたときは、登山者は数人だったのに頂上で休んでいるうちに、どんどん登って来られて、今日は100人近くが頂上を踏んだのでは、と思われる。いつの間に、こんな人気の山になったのだろう。

人気の理由、ひとつはカタクリの花だろう。登山道の両脇にカタクリが群生している。


タムシバも開花したばかり。


頂上から見る白山は薄い雲に包まれてかすかに白い雪が残って見える。


大笠山は、稜線がなんとか確認できた。


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