白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

樹氷の白兀山

2018年03月17日 | 
しがら首から灌木の林を抜けて、頂上手前の急登にかかる頃、周りの木々はキラキラ輝く樹氷と化していた。昨日は1日中雨、今朝は快晴、冷え込んで雪を踏んでも硬く、かんじきは不要だった。


頂上に着いたが、風は強く、冷たかった。
剱岳、立山連峰が見渡せる。


奥医王の向こうに白山が見える。


白兀山から夕霧峠に向かう登山者もいたが、私はここでリターンした。

出会った森の仲間たち
コゲラ、アカゲラ、コガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ウグイス、ゴジュウカラ、ウソ、ホオジロ。

夏道が消えた取立山

2018年03月13日 | 
春先、毎年登っている取立山だが今年は、山の様相が一変していた。
福井県内は空前の豪雪で、山は、すっぽりと雪に包まれて、例年なら頂上に向かって、ほぼ夏道に沿って、ジグザグに登るように付けられている登山道が消えて、そこを登山者が直登するため、非常に危険な状態になっている。場所によっては、衝立岩をよじ登るような格好にもなる。

自分の判断で、出来るだけ、巻いて登り、下山時も随分遠回りして降りて来た。

頂上では標識が雪の下になっていた。


別山も雲に隠れることなく輝いていた。


直ぐ近くに、経ヶ岳が優美な姿を見せていた。

風雪に耐え70年

2018年03月02日 | その他
私の生家である酒屋の倉庫が数日後に取り壊される。
どうでもいいことなのだが、この建物、戦後の20年間、野々市町消防署のポンプ小屋として、布市神社の前にあって、火事がある度に消防車が出入りしていた、歴史ある代物なのです。
この地に移築して、今日までほぼ50年間、ビールや酒の商品や、大型冷蔵庫を格納していたが、思えば雪下ろしなどした事は無く、無人なのに火事にも会わず、壊れず持ちこたえて来た。


こんなボロ小屋だが、地上から消えるとなると感懐はひとしおだ。


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