白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

春山に遊ぶ

2016年03月31日 | 
久しぶりに白兀山へ向かった。
車は医王の里まで入れる。そこから、登山道を歩いて西尾平まで、その後、しがら首までは林道を歩いた。林道の積雪は一部だけ、ほとんど乾いている。


しがら首からは雪がたっぷり残っていて、しかも急登、雪は固かったので歩きやすかった。
マンサク、キブシが黄色い花をつけ、林ではゴジュウカラ、イカルの声が聴かれ、コガラがすぐそばまで来てくれた。


頂上に着いたが、春霞で展望は効かず、立山連峰も、白山も見られなかった。


ビデオアートのお手伝い

2016年03月27日 | アート
金沢21世紀美術館の関係者から、閑なら手伝って欲しいと頼まれたので、どうせ、いつものようにちょっとした力仕事か、被り物を着けて走り回るぐらいだろうと気軽に引き受けて、昨日から参加した。

行って見ると、予想とは全く違って、最初からビデオ作品の完成品を見せられて、金沢ではその最終章を作るということであった。
作家は小沢剛(つよし)氏で、中国、韓国のアーティストと交流があり国際的に活躍されている著名な方らしい。

1日目は、テーマを決めてシナリオを書き、どんなものを使って表現するかをグループ員3人で相談して決める。まるで、ビデオアート作品制作のワークショップだ。



2日目の今日は、作品制作に掛かる。カメラは同行のスタッフが受け持つが作業するのは私たちである。
シナリオを読み上げるのも、私たち、朝10時から午後5時まで、みっちり動き回った。

最後に、未完成ながらビデオを見せていただいた。面白い作品になっていたと思う。
何よりも、ビデオ制作の手順を垣間見ることが出来て、貴重な体験だった。


4月29日からタイトル「西京人」として、金沢21世紀美術館で公開される。


雪吊りの取り外し

2016年03月23日 | 余暇
兼六園でいちばん高い雪吊り、唐崎の松の支柱は3本継ぎになっていて、その最上段の柱を下す作業を見物した。

大切な松の枝を折らずに、柱を下す為に、枝を吊っていた縄は束ねて垂れ下げ、柱のてっぺんには倒れないように別のロープを数本掛けて下で職人が引っ張る。



小舟に乗った職人が柱の根元を支えながら徐々に船を移動して柱を傾けて行く。



柱を小舟に載せる。

たまたま通りかかって、途中からだったが、初めて見る面白い光景だった。

久しぶりにご対面

2016年03月21日 | 余暇
お正月以来、すっかりご無沙汰していた自分のお墓へ、掃除を兼ねてお参りしてきた。
やはり節目には来なければいけない。花台が倒れていたり欠けたりで汚れていた。

仏座像は置いてから、一年未満だから未だ白っぽいが、近くに通行量の多い車道があるので黒ずんでしまうだろうな。



海鳥の探鳥会

2016年03月20日 | 
加賀市片野海岸で行われる探鳥会は、この時期、海鳥のアビやシロエリオオハムが日本海に集結するので、比較的近い距離で大きな群れを観察でき、興味深い。
今年は、特にウミスズメが数百羽、群れになって海上に浮かんでいて、時々飛び立ったりする様子が観察された。


近くの松林にハヤブサが止まり、あたりを見張っていた。



金縷梅(まんさく)がほころぶ残雪の山

2016年03月17日 | 
鶴来の樹木公園から、奥獅子吼を目指して登ったのだが、気温が高く雪が解け、所々土が顔を出す状況で、かんじきも履けず、やむなくダウン、犀鶴林道の手前で引き返した。

雪の間から枝を伸ばし、黄色い細い花弁を広げるマンサクは春を告げる花。


落葉松(からまつ)も、これから芽吹き始める。





金沢市工芸展

2016年03月11日 | 余暇
我が飲み友達、新木修さんの栃拭漆盛器は豪放な形と磨かれた漆が琥珀の輝きを放っている。久保幾代さんの陶芸は、でこぼこのフォルムと黒一色がいい。網本孝子さんの人形は宇宙に浮かんでいる。人形=立ち姿でないのが新鮮。漆芸の松本由衣さんはプロなのに、一般公募にひっそりと出展されている。

毎年楽しみな工芸展だ。
3月14日(月)まで、めいてつ・エムザにて開催。

梅が開花

2016年03月08日 | その他
梅が香に のっと日の出る 山路かな   芭蕉

山家のごとき、我が家の庭で、梅が咲いた。
まだ、つぼみと庭に出ることも忘れていたら、一斉に開花した。

次は沈丁花、それともレンギョウかな。


雲に囲まれた取立山

2016年03月05日 | 
取立山の頂上に着いたが、白山は雲に隠れて見えない。いちばん近くの経ヶ岳でさえ、てっぺんが見えない。


登山者は頂上直下の斜面に寄り集まって食事をしていた。


毎年、3月には取立山へ向かうが、頂上手前のこの広大な斜面を歩くのが、ことのほか好きだ。スキーで降りたら気持ち良いだろうけど、その体験は無い。

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