白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

早朝の苦闘

2008年07月29日 | その他
午前3時に小屋を出発、雨のなか暗闇の南龍庭園を通過して赤谷を通過するところで道を間違え谷へ下りてしまった。大量の雨量で登山道が川のようになり、赤谷に向かって下りているつもりが谷へ迷い込んでいた。水量がやたら多くなって間違いに気づき引き返したが、20分ほど浪費した。赤谷から油坂を登るところでまた迷った。登山道を川のように水が落ちて来て、道か川か判断できない。真っ暗闇で周りの山の稜線も見えないので余計に方向を決めかねた。
ようやく油坂の頭にに着いたのは5時近くだった。
このころから雨も上がり、天池ではふたたびサンショウウオの観察、御舎利山までの尾根道はニッコウキスゲ、ハクサンフウロ、ハクサンイチゲなど満開のお花に囲まれて一行はやっと元気を取り戻した。

別山・チブリ尾根縦走

2008年07月28日 | その他
地元テレビ局の取材に同行して別山・チブリ尾根を歩いてきた。
出かける日の朝は大雨、雷雨の注意報が出ていたが、山では曇り空で雨は落ちなかった。
甚の助ヒュッテで昼食を取った後、南竜の分岐点でクロサンショウウオを見つけ観察した後、川に放した。
南龍ヶ馬場の小屋は改築後初めて泊まったがトイレは水洗できれい、食事はメッコ飯でお菜は佃煮主体、あいかわらずまずかった。
消灯前、スタッフと飲んで盛り上がり、体格のよいディレクタ―とカメラマンたちはさすがに強い。

島巡り

2008年07月24日 | その他
調査最終日は七つ島の大島以外の6島を船で巡回して洋上から地質、植生、鳥類を観察することになった。
せめて荒三子島ぐらいは上陸したかったが、小型ボートの準備が無かったため、あきらめざるを得ない。
竜島(たつじま、漁師は「うじま」と呼んでいる。おそらくりゅうじまがなまったものと思われる)の近くまで行ったのは自分としては初めてで、草地のまったく無い黒っぽい火山岩だけの島でウミウとウミネコが休んでいた。
写真は荒三子島の通称ゴジラ岩、3つの岩山の中央部にあって見る方向によっては立ち上がって咆哮するゴジラに見える。
3日間の調査もようやく終わり、通常の生活に戻れるのがうれしい。買出しした食料のうち味噌をはじめ一部を積み忘れしたため、過酷な食事を強いられたところもあったが参加者の連帯感が強まったのが今回の収穫だったかもしれない。

七つ島調査に参加

2008年07月22日 | その他
今日から2泊3日の予定で七つ島大島にキャンプを設け鳥類の調査に入る。
地元新聞社の企画で2年間にわたり、舳倉島と七つ島の総合調査を行うもので今回は地質、気象班の2名と野鳥班の2名が大島に留まりデータの収集をする予定だ。
新聞社とテレビ局のスタッフが10名いて全員の食事を自炊しなければならない。これだけの人間がいると器用な者もいて、鉄釜でおいしいご飯を炊いたり、カレーライスに焼肉とオリジナリティにあふれた料理ができた。
日中はカンカン照り,日陰がないので天日干しの状態、夜は風が止まってサウナ風呂にいるよう、深夜まで寝付くことができなかった。







三つ谷から赤兎山へ

2008年07月15日 | その他
三つ谷から西俣谷川の林道に入り、工事現場の傍をそっと通り抜けて登山口にたどり着く。
川上御前から上はブナ林で倒木が道をふさぎ、滑り落ちたら谷川へ直行という箇所もあるが、以前から見れば藪漕ぎは不要、草刈も行き届いており小原峠まで快適に歩くことができた。
赤兎山頂上から避難小屋までの草原は、いつ来ても気分爽快になる。
ササユリがたくさん咲いていて強い香りを放つ。ニッコウキスゲは湿原の周りに多く見られた。
白山、別山の頂上は梅雨の雲に覆われて顔を見せてくれなかったが、高原の鳥、メボソムシクイ、ウソ、ウグイスの声はおおいになぐさめてくれた。

早朝探鳥会

2008年07月13日 | その他
早朝6時からの探鳥会でしたが、30名弱の方が参加され小鳥の声に耳を傾けました。

ササゴイの池ではオシドリ2羽がいたのが珍しく、カワセミも見られたので初めての参加者にも喜ばれたようです。

出現種は24種でちょっと少なめでしたが、ゆっくり観察できました。

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