白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

チブリ尾根避難小屋まで

2015年07月27日 | 
ブナやミズナラの原生林に包まれたチブリ尾根は、夏の初めに訪れると鳥たちの声に励まされ、パワーを吹き込まれて登りの苦しさも忘れてしまう。

クロジは登り始めるとすぐに聞かれる。ミソサザイは谷に沿って終始、ゴジュウカラは森が濃くなると左右に寄ってくる。

ダケカンバの樹林帯に入るとコルリの力強い声が響き渡る。以前はこの辺りでコマドリのさえずりが聞こえたものだが、近年はなぜか聞かれなくなった。

アオモリトドマツが見え始めると、ウソ笛が風に乗って聞こえてくる。カヤクグリ、ルリビタキも加わって高原の風は涼しく心地よい。



小屋に着いたが、御舎利は雲に隠れ、白山頂上も見えない。

高原の花は、ニッコウキスゲが終わり、アザミがこれから開花の準備。オオバギボウシが目立った。


タマガワホトトギスは登山道の近くにたくさん花を付けていた。

出会った森の仲間たち

カケス、ウグイス、クロジ、ミソサザイ、ゴジュウカラ、ヤマドリ、ヤブサメ、ウソ、ホトトギス、コガラ、カヤクグリ、ルリビタキ。(12種)

松任相木浜で地引網

2015年07月20日 | その他
海の記念日の今朝、松任相木浜で地引網が公民館の主催で行われた。
今では、珍しい光景なので見物した。


小型エンジンを搭載した小船が浜を離れる。


ぐるりと網を張って、みんなで網を引く。


網から魚を取り外して


魚の種類は、分からないが、30cmから小さいものまでいろいろ捕れた。


探鳥会で蜃気楼を見た。

2015年07月12日 | 
早朝6時から開始の探鳥会、森の中の鳥はコムクドリぐらいで、まったくいない。
普正寺海岸に出て、参加者全員びっくりした。漁船が水平線の上にぽっかり浮かんでいる。

これまで、美川海岸で蜃気楼を見たが、ここでは初めて。
風も無く静かな海の珍事に、ミサゴを追っかけるのも忘れて見入っていた。




高層湿原の風

2015年07月11日 | 
赤兎山の湿原には、異常に多くの赤とんぼが群れていた。夏が到来したばかりなのになぜだろう。
ニッコウキスゲ、ササユリは例年通り、ここのササユリはピンク色が他所よりも濃いように思う。

三つ谷から登ったが、立派な標識が立てられていた。



川上御前は、7月下旬にご開帳の予定。


小原峠に着いたが地蔵さんの祠はより立派になったようだ。


峠から頂上へ向かう道の脇はササユリの芳香で充満している。


頂上から避難小屋へ向かう。白山頂上から別山、三の峰など、美濃禅定道の山々が連なる。


今日は登山者が多かった。ほとんどが福井県側から登って来ている。
高原の日差しは強かったが、吹き抜ける風は涼しく、心地良かった。

白山、お花畑はこれから

2015年07月03日 | 
梅雨の晴れ間、白山室堂まで行ってきた。

室堂平は雪解けがは始まったばかり、ミヤマキンポウゲが多かった。

カヤクグリがハイマツから降りてポーズを取ってくれた。


登りは砂防新道、帰路は観光新道を下りた。


ヒメクワガタ、丈が10cmぐらいで、目に付きにくい。





テガタチドリとハクサンチドリが見ごろです。

出会った森の仲間たち

ホトトギス、カッコウ、アマツバメ、カケス、ホシガラス、ヒガラ、シジュウカラ、ウグイス、ミソサザイ、ルリビタキ、キビタキ、オオルリ、
カヤクグリ、ウソ、ホオジロ、クロジ。(16種)

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