ツツドリが鳴く白兀山

奥医王山には、まだ雪が残っている。車で行けるのは医王の里まで。

登山道にはところどころに雪があり、道はぬかるんでいる。

オオルリ、キビタキ、クロツグミの声は白兀山（しらはげやま）の頂上近くまで、終始聞こえた。遠くでツツドリの声が聞こえる。カッコウの仲間では一番先に来て鳴くので、山でこの声を聞くと、いよいよ春だな～と実感する。


登山者の多くは、白兀山頂上から夕霧峠に向かったが、自分は登山靴でなかったので、来た道を降りた。

残雪の奥獅子吼

鶴来樹木公園から歩いて奥獅子吼山へ向かった。
新芽の輝く落葉松林を抜けて2時間、ようやく尾根だというところでコンクリート舗装の犀鶴林道に出てガックリ、こんなことならここまで車で来れば良かった。


頂上手前の尾根はたっぷりの雪で、雪原を注意深く歩く。


頂上は雪が解けて、360度の景観を楽しむ。


登山道にはショウジョウバカマ、キクザキイチリンソウなどが開花したばかり。

夏鳥がやって来た。

桜が終わって、少しは落ち付けるかなと思っていたのに、赤や青のきれいな鳥たちが近くの公園に次々と現れて、鳥マニアには休まる暇も無い。

昨日の雨が上がって、今日は、夏鳥たちがどっと降りたったようだ。オオルリ、コマドリ、キビタキ、ルリビタキなど、個体数も先週に比べて、ずっと多くなった。



これから、ゴールデンウィークにかけて、鳥に振り回されそうだ。

民宿で飲む

古い仲間と能登島の民宿で飲み交わした。

毎年訪れるなじみの宿だが、その都度、網で囲んだ海の生簀から採って調理されるので、変わった魚が供されることが多い。
今宵の活け造りは、たけのこばちめと呼ばれる魚で、お腹に竹の子の皮に見られるような斑点がある、ハチメの1種だった。


翌朝、イソヒヨドリのきれいな鳴き声を聞きながら、祖母ヶ浦の船着場を散歩した。

明け方の空は、穏やかで暖かく陽も差して、とても雨が降るとは思えない様子だったのに、金沢に帰ってツエーゲン金沢の試合が始まる頃は、小雨が降り出していた。


雨中の熱戦は、清原のペナルティ・キックで決着した。ゴールした後、サポーターの前に駆け寄る清原。


交代出場したパウロ田中の動きも良かった、勝利のダンスも熱が入っていた。

ツエーゲン金沢は讃岐に1-0で勝って、5連勝、J2の2位になった。このままなら、J1に自動昇格できる。---そんなことはあり得ないけど。

ブナオ山の熊

お天気が良かったのでブナオ山観察舎を訪ねた。今年はツキノワグマが4月9日に初めて確認されたそうで、今日は親子連れの2頭と単独行動をしている成獣2頭の計4頭が見られた。
子熊は去年生まれたもので2年経つと親離れする、このまま観察を続ければ親から分かれる様子が見られるかもしれない。


親子熊と離れたところで単独行動するツキノワグマ。

気難しい花

花にもいろいろあるけれども、一番良い状況で、美しい姿を見せてくれることの少ない花がある。

典型は桂の開花だ。開花期間が短くて、時期を逃すことが多い。
鶴来樹木公園駐車場の桂並木が、いっせいに開花してピンク色に染まるのを待っているのだが、今日は少し早かった。


カタクリの花も、充分に陽が差してからでないと開花しない。朝早くではつぼみのままだ。

ツエーゲン金沢３連勝

J2リーグ第６節、ホームにザスパ・クサツ群馬を迎えて、ツエーゲン金沢はよもやの３連勝。
前半３４分に先制されるも、その３分後に辻尾の目の覚めるようなフリーキックで同点とし、後半１３分に清原の軟らかいパスを受けたフォワードの水永翔馬が、落ち着いてシュート、見事にゴールした。水永は、開幕後、フォワードとして懸命に駆けずり回ってきたが、惜しいところで得点に結びつかなかった。これを機に爆発すれば、チームの強力な動力源になる。
それにしても清原のパスには、水永に得点を取って欲しいという、男の友情がこもっていたように思う。
J2では上位がすべて勝ち点3を上げたので、ツエーゲン金沢は４位から５位になったが、勝ち点ではセレッソ大阪と並んでいる。

ツエーゲン連勝

霧のような雨の中、ツエーゲン金沢のイレブンは躍動した。まさかの連勝、一気にJ2の４位に浮上した。

前半２９分にPKを得た清原が先制点を決め、３６分には佐藤和弘のパスを絶妙のテクニックで清原が受けディフェンス２人を抜いてシュート、ゴールした。後半にも、新加入のジャーン・モーゼルがヘッドで加点して、愛媛FCに3-1で勝利した。
昇格したばかりのツエーゲンにしては、ちょっと出来過ぎだが、サッカーは何が起こるか分からない、エプリル・フールで無いだろうね。