白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

調査を終えて

2008年05月30日 | その他
2泊3日の滞在で、鳥に関しては最盛期を過ぎて種類数も少なくさびしかったが、シベリアムクドリなど珍しい鳥も居て、まず満足できる調査であった。

地質学の藤先生は珪化木の化石を発見されるし、田崎教授は女性とは思えない行動力で水質検査ほかをこなし、魚介類調査班もこの島にだけ生息するウメボシイソギンチャクを大量に発見するなど各班ともにすばらしい成果を挙げられた。

帰りの航路は往路とはうって変わって穏やかで、七つ島附近ではオオミズナギドリが乱舞する様子も見られ同行したテレビカメラのスタッフも大喜びであった。






島は花盛り

2008年05月29日 | その他
舳倉島は対馬暖流に包まれて花の季節は本土より1ヶ月早い。
ハマウドの白い花が島を覆い、海岸にはハマヒルガオが広がっている。

夜半から降り出した雨は明け方さらに強くなり、4時に出かける予定が1時間遅れ、5時過ぎようやく小降りになったので、双眼鏡だけ首にかけ、出かけた。
ミゾゴイが前日と同じところに2羽いた。

10時過ぎ雨も上がり日が差してきた。アオバトが30羽以上群れを成して飛んでおり、ブッポウソウも1羽残っていた。アオジがさえずり、ヒタキが飛び跳ね、ほぼ昨日と同じ個体数の鳥が見られそうだ。

舳倉島調査

2008年05月28日 | その他
新聞社のプロジェクトに参加して、今日から舳倉島で鳥類調査をすることになった。

輪島港を出港する前の慌しい風景だが、地質、気象、魚介の調査班の物々しい資材に比べてに比べて我々は双眼鏡と望遠鏡だけの軽装である。

1時間半の航行は、うねりがひどく甲板に出ていたが、ときどき波を被るほどで、鳥も少なく七つ島を過ぎてから船内の座席に戻った。

上陸してさっそく島内を周ったがヒタキ類を中心に鳥の個体数は多いように思えた。
昨日までいたオリイモズは抜けたらしい。残念。

医王山へ

2008年05月23日 | その他
新緑の医王山を歩いてきた。

西尾平には駐車場がいっぱいになるほど車が止まっていた。覗きへ向かう途中、竹やぶの中のあちこちで人が入り込んで、たけのこを採っていた。

サンカヨウは花が終わり、紫色の実をつけていた。ヒメシャガが良く咲いている。

トンビ岩の祠に石像が納まっていてお神酒とお賽銭が奉げられていた。

作陶展

2008年05月22日 | その他
昨年の今ごろから陶芸を習っているがその先生、中川太良(たいら)氏の作陶展が今日から香林坊大和で開かれている。場所は6階の和食器売場。6月3日までの約2週間の会期である。
作品は大きな花器から、カップ、小皿まで、実用性はもちろんだが、一風代わった形と色はインテリア小物にも充分通用する。
色の異なる2種類の土を組み合わせた器は、余計な配色を排して素朴な土の感触が楽しめる。
初めての個展に若者の情熱が込められている。




石彫り開始

2008年05月13日 | その他
今年も、金沢市民芸術村で石彫に挑戦する。

大きな石は運ぶのに苦労するので、今度こそ小さいのを選ぼうと思っているのだが、石を見ているとついつい大きくなってしまう。
選んだ石はこれまで以上に大きい。1mx0.8mはあり、重さは200kgを越えるだろう。

今日から鑿(のみ)を入れるが何を造るか決まっていない。叩いて欠けて行きそうなところから削ぎ落として、後からテーマを決めるという毎年くりかえしているいい加減な方法で、さて10月までに何ができるだろう。

小雨でも探鳥会

2008年05月11日 | その他
朝7時、未だ小雨が降っているのに探鳥会に集まってこられた方が8人。熱心と言おうか、ちょっとマニアックにも思える。

加賀市中央公園は静かで人影もなく、おまけに雨のせいで鳥の影も少ない。
広い公園を1時間ほどかけて歩き、終わり近くになってようやくメジロの群れが現れてにぎやかな声を聞かせてくれた。


笈ヶ岳へ

2008年05月01日 | その他
ジライ谷から冬瓜山へ向かい、その夜は冬瓜平で野営した。
ブナ林に囲まれ、ゴジュウカラ、コマドリの声がひっきりなしに聞こえる。
翌朝、寝坊して遅くなり、5時に出発、笈ヶ岳頂上に着いたのは8時。
頂上では雲ひとつなく晴れ渡っていたが春霞がかかり眺望はいまひとつだった。
下山途中で夢中になって写真を撮っていたら、道を間違えて冬瓜平へ下りずに冬瓜山頂上へ行ってしまった。仕方なく、恐怖のナイフエッジを渡ってきた。
11時過ぎにテント場に戻り、12時に下山開始、中宮展示館の駐車場に帰り着いたのは5時だった。



これが冬瓜山頂上のナイフエッジ、幅50cm長さは10mほど両手を広げ足元を確かめながら一歩一歩進む。両側が切り立っている。度胸試しになる。

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