白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

火袋制作

2008年08月29日 | その他
「石川の石を彫ろう」の仲間といっしょに灯篭の火袋を制作している。
与えられた立方体の石をくり抜いて、上弦の月やお日様を彫り、一応全工程を終えたのだが、眺めてみると、まったく灯篭らしくない。大きなサイコロ、ただの四角い箱にしか見えない。
なぜだろう、疑問を解くために兼六園へ行き、園内の灯篭を見てきた。雪国だけに雪見灯篭が多いようだったが、火袋はそれぞれに趣きがある。火袋は灯篭の要であり、それだけを見ていても風格がある。
芸術村に帰ると、ちょうど講師の先生が居られたので、私の火袋を見ていただいたら、たちどころに答えが返ってきた。
四辺の角のとり方がだめで、角はあるようでない、ないようでビシッと入るように作れと言われた。またまた振り出しに戻らねばならない。











霧雨の白山登山

2008年08月24日 | その他
天候の悪いときは山へ行かないことにしている。したがって私のホームページでは山行日は常に晴れである。
ところがグループ登山で、日程が決まっている場合はそんなことは言って居れない。
予報のとおり、1日目は霧雨がつきまとい、ずぶぬれにこそならなかったが南龍小屋に着いたころは雨は本降りになった。
夜間もときおり激しく雨が降っていたが2日目は朝8時頃から日が差し青空が見えるようになった。
雨具を脱いで下山の途中、別当覗きから少し下りたところで、ツルニンジンの花を見つけた。



巣立ち雛

2008年08月18日 | その他
今朝10時過ぎ、我が家の庭でジュジュッとにぎやかに鳴く鳥の声がした。
見ると巣立ちしたばかりのシジュウカラが5羽ニシキギの間を飛び回っている。

くちばしは黄色く大きい。カメラを向けても恐れる気配はない。

庭の巣箱では今年も繁殖しなかったが、近所の庭で巣立ったのだろう。モズに襲われないように育って欲しいものだ。



お墓参り

2008年08月15日 | その他
自分のお墓に今年新しく付け加えたのは、花立てとろうそく台である。

いままで何度か花立て用の容器を買って置いてみたが風で倒れたり、気に入った大きさではなかったりしたので、それならいっそのことと、自分で石を彫って造った。

線香とろうそくの台は市販のものだが乗せてある石は彫ったもので下の部分をくりぬいて小さなタッパーが置いてある。タッパーには線香とろうそくが収められており、お墓に立ち寄ったときに、いつでもお参りできるように準備されている。

午前中、中学校の同級生たちと一緒に物故した友人のお墓参りをして、ついでに私のお墓も見てもらったが、褒める者はいなくて、ゴチャゴチャ石が多すぎると言われた。



あわづ温泉総湯

2008年08月13日 | その他
昨日オープンしたばかりのあわづ温泉総湯を訪ねた。
加賀温泉のひとつとして1300年の歴史があり、透明ですっきりした湯は肌触りも良く、金沢から一番近いこともあって、根強い人気がある。
料金は400円で、値上げが相次ぐ銭湯よりも安い。
円形の浴槽は山代温泉、山中温泉の総湯に比べて小さいが、カランも多く取り付けられ、天井は高く、広い窓ガラスから陽光をいっぱい採り入れて明るい。
何と言っても檜の壁板は香りが良い。
お盆前の喧騒を忘れて、ゆっくりと湯に浸かってきた。


巣穴調査

2008年08月08日 | その他
オオミズナギドリの生息数を調べるために欠かせないのが巣穴に手を突っ込み抱卵しているかどうか確認する作業である。泥土を掘った奥にいるので穴に肩まで入れて指先の感触で判断しなければならない。

鳥の体に触れるだけなら良いが、大抵激しく噛み付いてくる。手袋のうえから噛まれて出血することもある。

巻尺で50mのラインを敷き両側1mずつの範囲で巣穴がいくつあるか調べる。
炎天下、木陰の無い草地だけの斜面で、巣穴を踏み抜かないように注意しながら調べるには大変な労力を要する。


七つ島の海鳥調査

2008年08月07日 | その他
オオミズナギドリは日没と同時に島近くの洋上に集結する。数千羽の鳥柱が立って、鳴き声が島を囲む。

今日から一泊二日で無人の離島、七つ島にキャンプを張り野鳥の調査をする。

環境省の委託を受け、日本野鳥の会石川支部が行うもので調査員は8名、オオミズナギドリの生息数を調べるのが主な目的である。

夕食の後、島に帰ってきたオオミズナギドリの様子を観察すると同時に、以前繁殖が確認されたが、姿を消して久しいヒメクロウミツバメの探索に出かけた。2時間あまり観察を続けて、見つけられなかったが、オオミズナギドリは次から次へと周りに下りてきてピーピー激しく鳴いてうるさかった。

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