白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

野鳥の調査

2011年01月28日 | 
鳥インフルエンザが日本各地に頻発するようになって、石川県も警戒態勢に入ってきた。
野鳥の動向を監視する目的で、渡り鳥が集中する箇所を観察している。
今日は手取川の河口近くの田んぼに、この辺りでは珍しいマガンが2羽休息していた。

兼六園探鳥会

2011年01月16日 | 
朝、外に出ると道路はきんかんなまなま(金沢言葉でカチカチに凍り付いていること)で、猛烈な吹雪、目も開けられない状況で、車はあきらめた。
JRの電車は15分の遅れで駅を出た。金沢駅から金沢城の河北門を通って公園まで雪道を歩いた。
兼六園の集合場所に定刻の9時半までに集った会員は9名、良くお家を出てきたものだ。
園内の鳥も、雪を被った立ち木の下に隠れて見つけるまでにひと苦労、しかし出てくると間近に観察できた。
ウグイス、キクイタダキ、シロハラ、ひさご池ではカワセミが静止したまま凍りついた池をうらめしそうに見ていた。

浜辺に出ると

2011年01月13日 | 
朝は冷え込んだが、10時過ぎから日が差し、久しぶりに青空の見えるお天気となったので、近くの海へ行ってみた。
浜には珍しくハマシギが50羽ほど群れていた。少し離れてミユビシギが5,6羽いて、シロチドリが2羽走り回っていた。
イソヒヨドリのオスが飛んできて、しばらくの時間だったが結構楽しめた。サーファーが二人波乗りに興じていた。
たまには浜に寄って見るものだ。


ガンカモ調査

2011年01月10日 | 
毎年成人の日に行われるガンカモ調査だが、前日の天気予報では雪とマイナス3度の冷え込みとなっている。そこで調査の開始時間を午後に変更した。金沢から邑知潟までの道路は雪が解けて走りやすく、現地でも潟周辺の積雪は思ったより少なかった。
耕作地にはコハクチョウがひとかたまりの大きな群れとなっており、カモ類は潟の中央部に集中していて、カウント調査はしやすかった。
大橋が完成し護岸工事もほぼ終わったので湖面は静かになったが、葦原が減少し10年前はピーピーとうるさく鳴いていたコガモの声も全く聞こえなくなった。



新年探鳥会

2011年01月09日 | 
今年最初の探鳥会だが、冷たい雨の降るあいにくのお天気。それでも、熱心な会員が17名集った。新年の挨拶も簡単に済ませてなるべく早く探鳥会を切りあげる予定で森の中をまわったのだがやはり2時間ほど掛かった。
犀川河口にはきれいなヨシガモがいたし、オオバンも葦原から顔を出した。ミヤマホオジロ、アオジ、シメも見られて最後まで傘が手放せない状況だったが、観察鳥類は30種だった。

風力発電とガンカモ

2011年01月08日 | 
福井県あわら市に昨年完成した10基の風力発電塔が鳥類の飛行に影響しないか検証するため観察している。
朝6時まだ星がまたたいていて、山の稜線がかすかに明るく見える頃、三方五湖の河畔に立つ。
7時過ぎ、鴨池を飛び立ったガンの群れが数十羽、かぎになり、さおになり鳴きながら頭上を通過して行く。
8時頃1千羽ほどの大きな群れが坂井平野へと向かった。湖の中央から発電塔寄りで、丘陵の上に立つ塔のすぐ近くを通って行くように見える。朝9時過ぎに一旦調査を終え、午後3時から日没まで今度は鴨池へ帰ってくる群れの観察を行った。帰路はさらに塔に近く高度も接近しているように見えた。



最初に見る鳥は

2011年01月03日 | 
毎年最初に見る鳥は何かにこだわっているが、今朝は6時半に家を出て、まだ薄暗い中、兼六園へ向かった。
7時少し前に園内に入って耳にしたのはヤマガラの声、見たのはシジュウカラ、群れを追っかけて双眼鏡で見ていたらコガラがいた。シロハラ、ツグミ、ウグイスの地鳴き、日が差してきて鳥たちも賑やかになってきた。
公園を出て石川門から金沢城へ行くと、歩道は凍り付いていてすべりそうだ。本丸でエナガの群れに会った。
朝食の後、河北潟へ向かった。まず目当ては去年からいるケアシノスリ、今日は上空、間近でホバリングをくりかえしてくれた。
今年は春から縁起が良い。


お墓参り

2011年01月02日 | その他
新年を迎えて、自分のお墓にお参りしてきた。
元旦は一日中みぞれ模様の雪で外出はままならず、午後から天皇杯サッカーを見ていた。
今日2日は晴れ間もあったので、車で出かけた。お墓は雪にうずもれてお掃除不用、仏様も白い真綿にくるまれているようで満足の様子だった。

twitter