白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

別世界に旅しよう

2014年05月28日 | アート
金沢市在住のアーティスト真釦(しんぼたん)さんの新作個展が開催されている。

前回よりも全作品に統一感があり、見終わると作家の術中にはめられて、気持ちが和らぎ、楽しい気分になる。タイトルにあるように別世界を体験したようになる。

展示会場が、一風変わっていて、良くぞこんな建物が残っていたものと驚く代物で、木造3階建ての最上階まで細い階段を上ってようやく作品にめぐり合う。



場所は、北安江町北交差点に面したところでNTTの隣り、花のアトリエこすもす3階 です。

医王山探鳥会

2014年05月25日 | 
ハイキングを兼ねた探鳥会に集まったのは17名。ピンクのタニウツギにミズキの白い花が新緑の山に映える。

医王山ビジターセンターから歩いて小一時間、ほとんど水平道だから楽だ。途中上空にクマタカが見られた。

ホトトギス、ツツドリ、サンショウクイの声が大沼に着くまで、絶え間なく聞こえた。鳥は平地に比べて圧倒的に多い。

観察種は31種だった。



医王山は植物の宝庫である。ツボスミレの小さな白い花もうっかりすると見落としてしまう。サンカヨウは花期を過ぎて実をつけていた。


白山室堂は寒かった。

2014年05月17日 | 
昨日から、県道白山公園線が開通して別当出合まで車で行けることになったので、お天気は良し、白山に登ろうと今朝は6時に別当出合をスタートした。

中飯場を過ぎたころから、積雪が続いているのでアイゼンを装着して歩く。歩き始めから霧に包まれていたが甚之助小屋辺りから、晴れて別山も見えるようになった。



甚之助小屋から雪面に目印の旗さおを挿してあるので、コースを間違えることはない。



黒ボコ岩まで、下から見上げるとびっしり雪で覆われている。雪道は体力を消耗する、室堂まで行けるかな、不安になる。

お昼前に室堂に着いたが、弥陀ヶ原も室堂平も風が強く、頬を刺すように冷たい。頂上へ向かう人たちもいたが、自分は室堂のストーブに暖まって早々に下山した。

途中、鳥の声は賑やかだった。コルリ、クロジ、ミソサザイなどアオモリトドマツのあいだからひっきりなしに声が聞かれたし、弥陀ヶ原ではイワヒバリが雪原に出てきて虫をついばんでいた。

カッコウ、コゲラ、カケス、ハシブトガラス、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、イワツバメ、ウグイス、ヤブサメ、ミソサザイ、マミジロ、コルリ、ルリビタキ、キビタキ、オオルリ、イワヒバリ、ウソ、クロジ。(19種)




日の出と朝風呂

2014年05月16日 | 余暇
今朝の日の出は、お日様が最初からまん丸で出てきた。駐車場には数台の長距離トラックが止まっている。

白山市徳光海岸の松任海浜温泉は経営母体が変わって、4月から朝5時営業開始となったそうで、どんな様子か入ってみた。



ドアが開く前に待っていたのは1組の夫婦と私だけ。お風呂に浸かっていると、ぼちぼちと人が増え、すぐに10人ほどになった。

野天風呂も湯は熱く、浴室は風呂桶などきれいに整えられ良く手が行き届いていた。


緑のシャワー

2014年05月05日 | 余暇
今日は、1日中雨の予報で鳥も見られず、こんな時は山の様子を探りにと市ノ瀬ビジターセンターを訪ねてみた。

登山者はもちろんいない。駐車車両は数台だけ。六万山を背に、芽吹いたばかりの木々は雨に濡れていっそう輝いて見える。



山の斜面はところどころ、ヤマザクラが彩いを添えている。




セレネ美術館を訪ねて

2014年05月02日 | アート
隣の県だからいつでも行けると思いながら、20年間行かなかった。

今日は家族を誘って初めて入館したが、もっと早く見ておけば良かったと後悔した。特に2003年に裏劔から下の廊下をを歩いた前後の数年間にこれらの絵を見たら、受ける印象はもっと強烈だったろう。

平山郁夫を始めとして、日本画だから余計に峡谷や山々の険しい様子が伝わって来るように思う。



S字峡 田渕俊夫 (パンフレットから複写)

黒部を絵にして将来に残すという理念は見事に結実している。




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