白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

ふたたび七つ島へ

2009年04月30日 | その他
24日に七つ島へ行ったばかりなのに、今度は環境省の調査で島へ渡った。
今日の海は穏やかで船上から海鳥の観察も出来た。
荒三子島に上陸してカンムリウミスズメの生息調査を行った。
岩棚で抱卵するので崖に登り岩の隙間を丹念に調べる。
ちょうど渡り鳥の夏冬交代時期で観察した鳥の種類は多かった。

菊桜

2009年04月29日 | その他
特別天然記念物兼六園菊桜は昭和45年に枯れ死してしまい現在兼六園にある菊桜は接ぎ木され2代目として育てられたものである。
同じように接ぎ木され、金沢近郊の山で育てられた菊桜が、尾山神社の境内で大切に育てられていることはあまり知られていない。
菊桜はつぼみから咲き始めの頃は真紅で、やがて淡い紅色になり、白っぽくなって数百枚の花弁は1枚1枚離れることなく落花する。
境内にある2本の菊桜は、いま見ごろを迎えている。







何する人ぞ

2009年04月24日 | その他
高台に立ち海に向かって何やら高く掲げて立つ人は何をしているのでしょう。

持っているのは携帯型の風力計です。七つ島大島の灯台の下で時間を決めて風向と風力を測定して居られるのは地質学の偉い先生で、前に立つ女性はご老体を案じて傍にお付の看護士さんです。

天候がすぐれず3日の予定が1日だけの日帰りになりましたが、能登半島の無人島七つ島の調査に参加しました。




夏鳥来る

2009年04月20日 | その他
クロツグミが鳴き、コマドリ、キビタキ、オオルリなど夏鳥があちこちで見られるようになってきた。
近くの神社にはコマドリがいて、茂みから辺りをうかがいながら出てくる。
明るいところへは出ないので写真に撮るのは難しい。
距離を保ちながら遠くからデジスコで狙いをつける。姿を見せる時間よりも待ち時間の方がはるかに長い。良い暇つぶしである。

クマ・ウォッチング

2009年04月19日 | その他
ブナオ山観察舎に着いたのは11時過ぎ、1時間ほど待ってクマは出て来たがすぐに大木の陰に隠れてしまった。
午後1時過ぎ別の場所に現れ、今度は見通しの良い斜面で陽を浴びゆっくりと山菜を食べ出した。さらに上部、雪渓の近くにも1頭現れた。
2時過ぎまで見ていたが、観察舎の対面に位置するブナオ山の5箇所、5頭が観察された。

大嵐山へ

2009年04月18日 | その他
桑島から百合谷駐車場への道は落石もきれいに取り除かれて整備が行き届いていた。駐車場にはすでに10数台の車があって登山者も多い。
ほとんどの登山者は水芭蕉を見に来られたようで、大嵐山へ向かうものは居ない。
ブナ林で休んでいたら、年配の男性2人が私を追い越して先に登っていった。
頂上に着くと二人は昼食を終えて下りる準備をしていた。
頂上の東斜面は雑木が切り払われて見晴らしは良い。砂御前、鳴谷山の向こうに四塚山、大汝峰、白山が連なって雄大なパノラマを楽しむことが出来る。

白山展望

2009年04月10日 | その他
白峰のおまい山は白山を展望するには絶好の場所である。
林西寺の裏手を登り忠魂碑から鉄塔の尾根を目指して行けば30分ほどでおまい山の頂上に着く。
釈迦岳、白山頂上、別山がひと目で見渡せる。
ヒメコマツの林にはコガラ、ヒガラがいて、人を恐れずすぐ近くにまで寄ってくる。

里山の春

2009年04月07日 | その他
標高500m以下の低山を歩くのも良いもの、鍋谷の集落から高野山を経て鍋谷峠に抜け揚原山から蟹淵へ下りる約2時間のコースを歩いて見た。
意外だったのはタムシバがちょうど開花を迎えて、こんな低山なのに数多く見られたことだ。
一方で、数年前にはこのコースで沢山見られたカンアオイの植生が登山道の拡幅で消えてしまい、ギフチョウがほとんど見られなくなった。
階段道が作られ東屋が設けられて歩きやすくなったが、カタクリが咲き、ギフチョウが舞う、里山最大の魅力は失せてしまった。


タムシバ

カモシカに出会った

なごり雪とともに

2009年04月02日 | その他
桜の開花を目前にして山では雪が積もった。

陽が差すと雪はすぐに解けて土が顔を出す。そこへいっせいに鳥が群がり落ちた木の実や種子をついばむ。
ハギマシコは顔も上げずに一心不乱にえさをあさっているので撮るのは至難の業である。

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