白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

工芸展を見て

2014年02月27日 | アート
金沢市工芸展は今年が70回記念だということだが、通常の美術展とは異なり、競作ではないので、気楽に見られる。

有名作家も肩ひじ張らず、小品を並べているし、一般公募作品にも惹かれるものが多い。

陶芸、漆芸、人形など、数人の知人が出品しているので、ひと回りするのに時間がかかった。見落としがあったので、明日また来よう。

めいてつ・エムザで3月3日(月)まで。




奥医王まで

2014年02月24日 | 
良いお天気に誘われて奥医王山(939.1m)まで歩いてきた。

頂上では、白山だけが春霞に包まれてはっきりとは見えなかった。


劔岳、立山、薬師岳は雲一つなく、くっきりと見えた。


見上峠から林道を歩き、夕霧峠までは2時間ほど、峠から奥医王の方を見上げると尾根にはたっぷりの雪が積もっている。


モンスターのような雪の林を抜けて頂上へ向かう。

頂上では風もなく、暖かく、気持ち良かった。

出会った森の仲間たち
アカゲラ、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ツグミ、マヒワ。
ホンドイタチ。


演劇の ちから

2014年02月16日 | その他
お芝居、演劇は時代を風刺したり、批判したり、ときには提言して、唯々諾々と平安な日常を送る人々を覚醒させるのに極めて効果的である。

演者の肉声とパフォーマンスが観客を惹きつけ、ステージと観客席を同じ空気に巻き込んでしまう。映画やテレビでは決して味わうことができない時間を共有できる。

金沢市民芸術村を起点に活躍する、演劇ユニット K-CAT の公演 「親の顔が見たい」は、いじめが原因で自殺した女子中学生の先生といじめをしたと言われた生徒の親たちのやり取りをワンステージで表現したものである。

脚本はよく練り上げてあり、舞台劇特有の度々のどんでん返しと盛り上げで、2時間弱を退屈させないで最後まで持って行くところは、フィクションに近いが面白かった。







猪鍋でほっこり

2014年02月12日 | 余暇
鳥仲間もこの時期、めぼしい鳥にも出会えず、暇を持て余している。

そこで、山の温泉に浸かり、しし鍋を囲んで一献傾けようかと、話はすぐにまとまり、6人が集まった。

場所は白山市瀬波の「白山里」、昨日のかまくら祭りも終わって、宿は静か、青空も垣間見て、湯船から見る山の風景は、一服の墨絵のごとし、牡丹の花のような赤みのしし肉を鍋に入れて、しんしんと更ける宵を、旨い地酒で心底温める。


普正寺探鳥会

2014年02月09日 | 
雪は止んだが、降り積もった公園は歩きづらい。

松の根元の土が顔を出した、わずかな空き地にミヤマホオジロが餌を食べに降りていた。

参加者は20名、コゲラ、アカゲラ、シロハラ、ツグミ、シロハラ、シメ、いつもの森の鳥に犀川下流に出て、ホシハジロ、ヒドリガモ、オオバン、カンムリカイツブリなど水鳥を観察する。

出現種は34種だった。



葉が落ちないので、受験の守り神になる、ヤマコウバシの林。

寒かった白兀山

2014年02月07日 | 
お天気が良かったので、また白兀山へ向かった。

しがら首から樹林帯に入ったが、お昼近くなのに、樹氷は解けず行く手を阻み、パウダースノーはかんじきを履いていても膝上まで隠す。

頂上に着いたがガスに包まれて眺望はきかない。風は強く、冷たい。早々に下山した。

登山者は10人程、来た道を降りる者は半数ぐらい、夕霧峠へ向かう者もいるようだ。





出会った森の仲間たち

コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、シロハラ、ツグミ、ホオジロ。

檜倉まで

2014年02月01日 | 
白山一里野のゴンドラリフトに乗って、一気に標高1000m超の高原に、後は雪を踏んで尾根を歩く。

これほど、楽な山歩きはない。

目の前にホンドリスが現れて、道案内をしてくれた。

振り返れば、ブナオ山を挟んで大笠山と笈ヶ岳、それに冬瓜山。

檜倉には、それまで先行していたスノーシューの跡はなかった。林道を中宮の方へ向かったようだ。






twitter