白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

兼六園探鳥会

2018年01月21日 | 
久しぶりの大雪だったが、雪掻きも一段落し、車も走れるようになった日曜日、新年最初の探鳥会が兼六園で開かれた。
参加者は21名、雪に大喜びの外国人観光客の間を縫って、ひたすら双眼鏡で鳥を追っかける。曲水でミソサザイを見付け、大きな檜のてっぺんに数羽のキクイタダキを見る。


梅林では、マンサクが開花していた。

今日の観察種は20種、例年より少なかった。


ガンカモ調査 邑知潟

2018年01月08日 | 
毎年、成人の日に実施するガンカモ調査、私の担当は邑知潟。

年々、調査員が減り、今年は3人。私も、そろそろ、担当を譲りたいが、引き受ける人がいない。

だが、年の初め 邑知潟の堤に立って、湖面の向こうに広がる眉丈山の、その名のように眉を引いたように細く長く伸びた山並みを見ると、来年もまた来ようと思う。

”之乎路(しおじ)から 直(ただ)越え来れば 羽咋の海 朝凪ぎしたり 船楫(ふねかじ)もがも”  ―大伴家持―(巻十七-四〇二五)

家持が伏木から氷見に出て、まっすぐ志雄街道を越えて来ると、羽咋の海があった。
山越えして、初めて見る湖景に、海と見まごうのも、うなづける。

湖水を干拓したのは人の業、鳥たちは有史以前から、この地を往来している。
鳥が休息し、採餌するため邑知潟に降り立つのは、DNAに組み込まれている。

だから、鳥たちのために調査を続けるか。



犀川上流鳥類調査

2018年01月07日 | 
毎月行っている犀川上流の鳥類生息調査。
今年からは、日本自然保護協会が推進する、モニタリングサイト1000 里地調査に登録して、全国の仲間と連携して、統一した調査票を使い、マニュアルに沿って自然環境を調べることになった。
調査地は、金沢市法島の石川こども交流センターから犀川上流に向かって貝殻橋までの約1.5km、鳥類を主に調査する。

貝殻橋まで来ると、川幅は狭くなり、急流となる。


途中の公園では、カワセミも見られる。

今日はお天気にも恵まれて、イカルチドリ、カワガラス、それにきれいなハイタカまで観察された。

銘酒で迎春

2018年01月01日 | 余暇
新しい年は、特別な銘酒で迎えよう。
親戚の集まりで、出されたお酒は、獺祭と飛騨古川の蓬莱。

最初は、口に含み、舌の上で転がし,味と香りを確かめる。
よ~く、味わうことなく、またたく間に、盃を何度も傾けるから、飲んべいには、幾つになっても違いが分からない。

年末に降った雪も解けて、今朝は、小雪が路面を白く模様替えした程度、良いお正月である。


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