白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

犀川探鳥会

2011年02月20日 | 
お天気が良くて金沢市内で開催される探鳥会には参加者は俄然多くなる。今日は40名の方々が雪の犀川川べりに集った。
ホオジロガモのオスがメスの前で首を伸ばして一生懸命ディスプレイしていた。メスはまったく無視している。
ハヤブサが鉄塔のてっぺんで、捕らえた餌食をたいらげていた。観察された鳥の種類は37種、街中で見られる数としては多い。

午後徳光海岸に出てみると、テトラポットの上に300羽ほどのハマシギが荒い波を避けて休んでいた。

北へ向かう鳥たち

2011年02月17日 | 
ガンカモ類の北上が始まっている。田んぼには1000羽ほどのコハクチョウが下りて二番穂をついばんでいて、そのなかに比較的珍しいサカツラガンが1羽混じっている。近くにマガンの群れもいるのに、この鳥はコハクチョウといっしょに仲良く行動している。

山登り開始

2011年02月16日 | 
昨年は足の怪我で山登りは2回だけに終わった。
今年は様子を見ながら、低山を主に数多く歩いてみたい。
先ず手始めに、医王山白兀山へ出かけてみた。見上峠には道路際にまで車が止められていたが、遅く出かけたことが幸いして池のそばに1台分だけスペースがあった。林道を歩いて、しがら首から山道に入る。かんじきは使わず、踏み跡が堅く付いていたので歩きやすかった。頂上に着いて、砺波の散居村とその向こうに連なる剱岳、立山連峰を眺める、いつ来てもこの風景は良い、次に登る山はどこにしよう、思いを練っていると冷たい風をも忘れる。
帰り道、ゴジュウカラに会った。


雪の中でも

2011年02月13日 | 
今朝も氷点下の気温で、探鳥会開始時刻の9時になっても細かい雪が吹き付ける悪天候の中、20数名の人達が集まった。
森の中にはまだ雪が積もっていて、長靴で細いトレイルを作りみんなで一列になって歩く。
林縁にはルリビタキ、ベニマシコが見られ、犀川河口ではホオジロガモがいて、寒い中歩いただけのことはあったとまずは満足。

見張り

2011年02月11日 | 
手取川の中洲で流木に止まり、辺りをうかがっているハヤブサ。
朝は冷え込んだが久しぶりに青空がのぞく好天気に、この機を逃してはと、また野鳥調査に出かけた。
鳥インフルエンザで死んだ野鳥がいないか、車で移動しながら片道20kmほどを調査するのだが、考えてみればこのハヤブサと同じで手取川流域を見張っているようなものだ。

赤い鳥の訪問

2011年02月06日 | 
真っ白な雪には赤い鳥が似合う。
海岸に近い河口にハギマシコの群れがここ数日留まっている。ハギマシコのハギは秋の野草萩の赤紫色から来ている。
本来は山間部に見られる鳥だが、山にはたっぷり雪が降り積もって、餌が採りにくいので平野部へ降りてきたのだろうがこんな海沿いにまで、よく来たものだ。



マガンを守れ

2011年02月04日 | 
あわら市に風力発電塔が10基建設されたが、朝夕行き来するマガン2千数百羽に影響しないかを調査している。
朝6時まだ真っ暗な中で開始、7時過ぎ片野鴨池を飛び立ったマガンの群れが上空を通過する。今朝は途中雨が降ってずぶ濡れになった。夕方はお天気が良く、北潟湖に落ちる太陽を眺めながら群れの帰るのを観察したが、日没後もマガンの群れは続き、6時半調査を終了したときは上空オリオン座の三ツ星がくっきりと見えた。

田んぼに降りて、2番穂をついばむマガンたち

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