白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

山里は猿の天国

2010年11月27日 | 
瀬波川に沿って村落から少し奥に入ると、猿の声がする。
その数20匹以上の群れで、子連れも2組いる。
近づいても逃げる様子はなく、この分では農作物の被害も大きいだろう。


近くの公園で

2010年11月16日 | 
冬鳥が顔を見せ初めて鳥を見るにも、いそがしくなってきた。
今日は自宅近くの公園に珍しい小鳥がお目見えした。
オジロビタキでユーラシア大陸の北中部で繁殖し冬になると南下して、北陸でもときどき見られる。
ヒタキの仲間は目が愛くるしい。


ライチョウ会議

2010年11月13日 | 
昨年白山でライチョウが発見されてから、注目を浴び、急遽金沢に専門家が集りライチョウ会議を開くこととなった。
会場のしいのき迎賓館は旧県庁の本館を化粧直ししたもので、2階、3階の会議室はこじんまりと落ち着いた雰囲気でレクチャーに向いている。目新しい発表は、白山でライチョウが確認された前年の2008年、登山者がライチョウ1羽の写真を撮っていたこと、1955年に平瀬道上部でライチョウ親子が観察され、親1羽の写真が残っていることなど、戦後も何度か白山でライチョウが見られていることだ。70年ぶりに確認という発表は揺らいできたことになる。
信州大学の中村浩志教授によれば20年前に国内で3000羽いたライチョウは現在1700羽と推定されている。第2のトキとならないように日本産のライチョウを守って行かなければならない。

親子で探鳥会

2010年11月07日 | 
今日は日本野鳥の会本部から、野鳥観察のスペシャリスト安西英明さんをお招きして健民海浜公園で親子探鳥会を開催するというのでお手伝いに参加した。
PR不足で、実際に親子で来られたのは2組だけ、総勢30名の小規模探鳥会となった。

講演は永年NHKのラジオで野鳥解説をしておられるだけに、面白く飽きさせない巧みな話術で大いに感心させられた。


クマも退散

2010年11月06日 | アート
毎年恒例の内川鎮守の森に繰り広げられる、アート展とパフォーマンス。
今年は金沢市内の住宅街にクマが現れ、郊外の内川はクマと同居の里山である。ダンスが披露される竹林にはただ1本生えた柿の木に真新しいクマの爪あとが見られる。



竹林に立つ不思議な像とそのまわりで踊り、走る演者たち、異様なパワーにクマも近寄れまい。






木場潟探鳥会

2010年11月03日 | 
探鳥会を始める頃から、空は明るくなり日が差すようになった。風もほとんど無く、湖畔を歩いていても寒さは感じなかった。
カモの数は、まだ少ないがこれから年末にかけ増えるだろう。種類はひととおり勢ぞろいした様子でハシビロガモ、オカヨシガモも見られた。カンムリカイツブリが多く見られ、夏羽が残っていてきれいだった。ハジロカイツブリがいたのはラッキーだった。

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