クロガモ調査

手取川河口の美川海岸で今月3回目のクロガモ調査をした。
石川県では高松海岸に毎冬クロガモ、ビロードキンクロが居るのだが、ここ美川海岸では近年見られてはいない。
今日は、海岸に3ｍの大波が打ち寄せており、高いうねりの海面に浮かぶ鳥を観察するには苦労したが、カルガモ、ウミウが見られただけで、クロガモはやはりいなかった。
今回もハマシギの群れがいて、体を寄せ合いお休みしていた。

海辺にて

ユキホオジロでも居てくれたらと徳光海岸に出てみたら、不思議な光景に出会った。
浜はすっかり雪に覆われていたが、一面に散らばってる白いボール。
強い浜風にあおられ、転がって出来た雪の球だ。
風紋にならず、球だけが出来るのはなぜだろう。大きいもので直径15cmぐらい、ほぼ500ｍに渡って数百個が散らばっていた。

兼六園探鳥会

雪の無い兼六園で行われた探鳥会、参加者は45名にふくれ上がった。


霞が池にはカイツブリが1羽いて、潜ったり羽づくろいしたり愛嬌を振りまいていた。
植え込みの中にアオジ、ウグイスが見られ、樹上にメジロ、エナガ、シジュウカラ、カワラヒワも観察された。
探鳥会の後、県立美術館別館で新年会が開かれた。

鳥類調査

美川海岸で2回目のクロガモ調査をした。
今日の海岸は、波は穏やか、沢山のカモ類が群れになってぷかぷか浮いていた。ほとんどがカルガモで数百羽、マガモが30羽ほどホシハジロが10羽ほどだった。
ハマシギの群れは小舞子海岸で見られた。また今回は海鳥のシロエリオオハム5羽、アカエリカイツブリ1羽が観察出来たが、クロガモはいなかった。
大寒だというのに、寒くない。海岸のサイクリングロードをウォーキングしている方が数人見られた。

酒飲みの小道具

焼酎サーバーのコックを捻れば、いつでも飲めるように猪口は大小色々揃えてある。
お酒の燗もすぐ出来るし、自ビール用のジョッキも置いて、今日のように雨模様の日は山へも行けず、鳥を見に出かけることもままならず、静かに酒を嗜むしかない。
ちょっと、続けて山へ行きすぎたか、今日は骨休めだ。

賑わいの白兀山

平日でもお天気さえ良ければ登山者は集ってくる。
出かけるのが遅く、10時半頃に見上山荘へ着いたが、車は20台以上駐車しており道路際はびっしり詰まっていた。
踏み跡がしっかりついていたのでかんじきはまったく不用だった。
白兀山頂上から見る剱岳は黒っぽく見える。立山、薬師は純白である。
砺波平野の散居村は雪の平野に点在してひときわきれいに見える。

白峰西山に遊ぶ

望岳苑の裏山から尾根伝いに登る。スノーシューの跡があったが、昨日の登山者らしい、柔らかい新雪が10ｃｍほど覆っていた。
頂上近くになると登山者の形跡はなく、かんじきを履いていたがラッセル状態だった。


白山頂上から別山、加越国境の山々もくっきりと見える。


風も無く、太陽は朧に霞んで見える。
誰もいない、コガラがそばの木に来て、甘えた声で鳴いている。今年初めての山だ。ゆっくり周りの山々を眺めて時を過した。

静かな本丸

金沢城本丸は、街中に残る貴重な自然のひとつで、大抵の冬鳥はここで観察できたのだが、今日もまたシロハラ、ツグミの姿はなかった。先週来たときに見られたイイギリの赤い実はほとんど無くなっていたが、ヒヨドリは相変わらず元気に飛び交っていた。
本丸には巨木が多く残っているので、これら樹木を見て歩くのも面白い。
タブの木も多いが、目を引くのはこのスダジイであろう。補強材で支えられているが樹幹はまだ丈夫で葉も生い茂っている。

鳥類調査

石川県内では希少種となったクロガモの生息調査を担当することになったので、今日は天気も良し、美川海岸へ出かけた。
美川ICから浜へ出てみたが、波は高く、いつもはカモたちがぷかぷか浮かんでいるのにまったく見られず、クロガモは無論、カンムリカイツブリなど水鳥は見当たらなかった。手取川河口まで2ｋｍほど歩いていたら、ハマシギの群れに出会った。
１５０羽ほど、激しく波の打ち寄せる浜辺で休息したり、時折り舞い上がったりしていた。
小舞子海岸の方も片道約３ｋｍ弱歩いたが海ガモ類はいなかった。

ガンカモ調査

毎年、成人の日に行われるガンカモ調査、今年は積雪はないが、風は強かった。
私の担当は邑知潟で、朝８時過ぎ、潟端橋の上は凍りついていた。橋から上も下もカモはまったくいない。
潟の中央付近にカモ類は集中しており、調査員６名は土手を車で移動しながらカウントした。