白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

駅前アート

2013年03月28日 | アート
JR松任駅前に、ただ今設置中の石彫作品は、「石川の石を彫ろう」の講師でもある彫刻家、堀 康師さんの作品です。

再来年、新幹線が金沢まで延長開通するのに合わせて、松任駅も大幅に改装中で、駅前に記念のモニュメントが設けられることになりました。
今月中に完成、引渡しらしいのですが、後3日で大丈夫なのでしょうか?今日は堀さんも芝を植え込んだり、懸命に作業しておられました。


不思議空間

2013年03月24日 | アート
金沢市民芸術村で開かれているアートアンツ展の会場で展開されたコンテンポラリーダンスのひととき、そもそもダンスとかバレィなんぞは舞台で演じられて観客は客席の低い位置で見上げて見るもの、ところが今日のは違っていた。展示物と観客の間を縫ってダンサーが交錯し、音楽に乗って、身体で表現するのだから会場全体が異様な雰囲気に包まれる。面白い体験だった。

七ッ島鳥類調査

2013年03月23日 | 
能登半島の沖25kmに点在する孤島七ッ島へ渡り、鳥類調査を行なってきた。

今回はカンムリウミスズメの専門家をお招きして、指導を仰ぎながら調査した。


日本でカンムリウミスズメが生息する最北端が七ッ島であり、なかでも荒三子島が過去の調査でも最も繁殖の事例と痕跡が多く発見されてきたところだ。今回もどうしても上陸したい島だったが、折からの風でうねりが強く、近くまで船を寄せたが上陸断念せざるを得なかった。


大島に一泊して、ハヤブサの餌場に登りつめてペリットを探索した。


オオミズナギドリが営巣を始めていた。日没後群れで島へ帰還して、その賑やかな鳴き声で、なかなか寝付かれない。


アートアンツ展

2013年03月21日 | アート
金沢市民芸術村で日頃アート工房の催し物を蟻のようにせっせとお手伝いしているグループが、一転して自分たちが主役になって自らの作品を展示しました。

会期は3/24日(日曜日)まで。場所 金沢市民芸術村PIT5















さすがに、奇抜な作品が並んでいます。

お彼岸のお参り

2013年03月20日 | その他
今日はお彼岸、自分のお墓にお参りしてきた。

年々、石ころが増えてきて一坪の墓地が狭くなってきた。
もう、石を置くのを止めれば良いのだが、見ていると左側に未だ置けそうに思えてきた。

浄土真宗のお墓が立ち並ぶ中に、異様な石が巾を利かせてきて、そのうち打ちこわしの目に会うかも知れない。

目の保養に

2013年03月16日 | アート
白銀の山を歩いて身体も目も少々疲れた。今日は街中を歩いてみた。

ラブロ3F金沢美術工芸大学アートギャラリーで開催されている「彫刻のコスモロジー」は若い作家集団の自己主張が、ストレートに表現されて、互いに競い合う美術展とは異なる、一種、遊びにつながる自由な雰囲気をかもし出していた。


クラフト広坂で展示されている金沢卯辰山工芸工房修了者作品展のなかに、マセド・マウリシオさんの作品があった。
朱色の釉薬に金箔が施されていて、珍しい趣向に思えた。


兼六園の梅園は、ちょうどほころび始めた様子で、観光客も盛んにシャッターを切っていた。

最高の登山日和

2013年03月12日 | 
加賀と越前の国境、取立山に登った。
東山いこいの森の真下、国道157号線脇の駐車場は10時過ぎでびっしり詰まっていた。
朝は冷え込んだが気温は高く風もほとんどない。雪は硬く歩きやすい。
北西の風で黄砂の影響はなく、四方の山々は遠くまで見渡せた。
頂上から見る白山は、雲ひとつなく、これほど見事な姿を拝むのは何年振りかだ。



石造物鑑賞の旅宿

2013年03月10日 | アート
金沢市民芸術村で石を彫っている仲間と一緒に、滝ヶ原の名工、牧野良貴さんの作品を見に行った。

大浴場の壁面いっぱいに薄衣をまとった5人の天女が舞っている。
日華石は金色に輝き、湯気に包まれて余計に荘厳な雰囲気で、湯に浸かって見ているとついのぼせてしまう。その後の宴はお酒が進んだ。


宿に入る前、時間があったので滝ヶ原のアーチ橋を訪ねてきた。

春の詩

2013年03月08日 | アート
西田幾多郎記念哲学館で展示されている、木田詩子さんの彫刻展を見てきた。

女性の作品らしい清楚な塑像で、細面の頬にうっすらと紅をさしてあるのは暖かい春を思わせる。

哲学館の広く冷たいコンクリートのフロアは、作品にゆったりと広い空間を与えて、ゆっくり鑑賞するのに良い。

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