窯出し

昨年暮れから制作してきた陶芸品の窯だしを手伝った。
自分の作品の出来上がりはやはり気になる。手に取るまでは不安、手元に置いてみれば、色々と後悔が残る。
並べてみると酒器ばかり、今年はもっとほかの食器や花入れ、オブジェに挑戦しよう。

かぶら寿司

金沢の郷土料理にかぶら寿司がある。
冬、凍てつくような寒い日が続くと麹がじっくり熟成しておいしい寿司になる。
高級品はかぶらの間に寒ぶりを塩漬けしてはさむ。が、我々庶民は鯖を使う。
鯖は味が濃すぎて私は好きでない。それでスモークサーモンを使っている。
この寿司には日本酒が合う。杯を傾けながら柔らかいかぶらと甘い麹の味をかみしめる。
幸せなるかな。

ガンカモ調査

毎年成人の日に行っているガンカモ調査で邑知潟を担当している。
吹雪だった昨年に比べれば、天国のようなもの。風も無く、暖かい。
コハクチョウの群れが田んぼのあちこちに見られ、総数は500羽を超えた。

トキのえさ作り

1月8日に佐渡トキ保護センターから4羽のトキがいしかわ動物園に届いた。
今日は動物園のサンデ－スク－ルの一環としてトキの餌を作る作業を見学した。
馬肉と人参、ゆで卵ほかをミンチ状にして与えるそうで、水槽のドジョウといっしょに、4羽とも元気良く食べているそうだ。

またまた温泉

元日から毎日温泉に通っている。
今日は片野鴨池へ行った帰りに、山代温泉総湯に入ってきた。
昨年新築されて、以前よりも広く、明るくなったが、湯壷は小さくなったように思う。
総湯を出た後、魯山人寓居跡を訪れて、お茶と菓子をいただいた。

ネズミ捕り

暮れから台所を荒らしていたねずみを捕らえた。
餌には、焼きたてのさつま揚げ、お餅といろいろ仕掛けたのだがどれも失敗、結局市販の殺鼠剤をかごに入れたら一発で掛かった。
並みの餌では寄り付かないで、匂い、食べ心地など研究された人工物に惹かれるとは、ねずみも世間ずれしている。

新年の鳥見は

今年のお正月は、雪とみぞれに見舞われて鳥を見に行けず、暇をもてあまし温泉に通う三日間だった。
元日は近くのシーサイド、二日は粟津温泉、三日は再びシーサイドへ。
今日は薄日が差す良いお天気で、朝から鳥見三昧で、三日分を取り戻した。
まず、犀川でホオジロガモを見て兼六園へ行き、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガの小鳥たちに会い、金沢城本丸を歩いてイイギリに群れるヒヨドリを見た。
新年になってようやく鳥が見られた一日だった。