白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

サギのコロニーを守ろう

2013年06月30日 | 
金沢市内の中心部を流れる犀川に毎年たくさんのサギが営巣して子育てをしている箇所がある。
国道8号線と大豆田橋との間、川の中洲と岸辺の樹木にゴイサギ、アマサギ、チュウサギ、コサギなど異なった種のサギが仲良く同居している。
この場所が河川工事で取り払われるというので、とりあえず工事を延期してもらい、撤去する箇所も営巣場所を避けるように要望した。
今日は野鳥の会で鳥の実数を把握するためサギのカウントをした。集まった会員は15名、日没近くになるとサギたちは数羽の群れになって帰ってくる。

戻ってきた怪獣

2013年06月28日 | アート
物事にはすべて基本があり、セオリーがある。
それを逸脱して作品に表現しようとしても世に通用しない。だから自宅の庭で草木に隠れ、家族に見放されてそのうち邪魔になって壊され砕かれて踏み石になるだろうな。
哀れ、灯篭よ。

キャンドルナイトの片隅に

2013年06月21日 | アート
夏至の夜に行われる金澤市民芸術村のイベント、百万人のキャンドルナイトに「石川の石を彫ろう」の仲間と一緒に我が作品も並んだ。
例によって、解説を加えないと分からない代物で、灯篭のつもりなのだが、傘の上に彫ったのは龍の頭である。
火袋までは、基本通り彫っているのに、何故か宝珠になると、変わったものを載せたくなる。
かくして、この灯篭も我が家の庭の片隅に収まることになるだろう。


梅狩り探鳥会

2013年06月16日 | 


会員のご好意で、梅林を開放していただき、たわわに熟した梅の実を採取しながら、鳥を観察するという、まさに一石2鳥の企画が実現した。

住宅地の裏山だが、ミサゴが巣作りしており、サシバが上空を旋回し、イカル、サンショウクイ、ウグイスが鳴いて、実に素晴らしい環境である。

犀川鳥類調査

2013年06月15日 | 

毎月行っている調査だが、今日は朝から雨、中止にするのかと思ったら、メンバーは定刻に集まってきた。

雪見橋から大桑貝殻橋まで、たっぷり3kmある。この辺りまで来ると水流は早く、狭まって谷川の様相を見せている。

鳥もハヤブサが出現したり、市街地とは異なった鳥が見られて結構楽しめる。


ゴイサギが水面を覗き込んでたたずんでいる。

里山再生

2013年06月04日 | その他
加賀の丘陵地に、ひっそりと生息してきた生き物が再び息を吹き返した。


ルリイトトンボ、その青い光は湖面に反射して宝石を撒き散らしたよう、乱舞している。


この画面の中に、3つがい6匹を含めて12匹のルリイトトンボがいます。


数年前には、こころ無い釣り人がこの池にブラックバスを放ち、そのため急激に数を減らしていたのだが、今年は多い。番になって飛び回っていた。


百合谷探鳥会

2013年06月02日 | 
桑島から大嵐山へ向かう途中の森、百合谷で行われた探鳥会。
水芭蕉のシーズンが終わって、山はすっかり静かになった。
トラツグミの不気味な声、アカショウビンの悲しげな鳴き声、ツツドリ、ジュウイチの声も聞かれた。
参加者は11名、新緑のブナ林を散策して、観察された鳥の種類は20種だった。


森の主、お化けぶな。

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