白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

白兀山へ

2007年12月25日 | その他
12月に入って初めて降水確率20%以下の天候である。これならゆっくりと山を歩ける。

白兀山へ向かった。医王の里に車を置いて西尾平まで登山道を歩いた。雪は10cmほど、すっかり葉の落ちた木々にアトリ、マヒワの群れが見られ、2,30羽ずつときどき舞い上がる。

西尾平からは雪が多くなった。30cm以上の積雪で白兀山へ続く尾根では、緩んだ雪にはまると長靴の上まで被る。

頂上では剱、立山、白山と展望できた。
登山者は誰もいない、下りるとき、ピッケルを持って一人、登って来られた。

みぞれ雪の中で

2007年12月18日 | その他
テレビ局の取材で、白峰・林西寺裏山に登りひたすら鳥の現れるのを待った。

雪まじりの雨が止んだと思ったら、枝からしたたり落ちる大粒の水滴が襲う。
何もこのような日に撮らなくてもいいのに、日程が詰まっているからと午後の2時間あまり積雪10cmの斜面に立ちづめだった。

ヒヨドリに混じって、かすかにコガラ、ヤマガラ、ゴジュウカラの声が聞こえて来るが近くまでは来ない。

中西悟堂の白山野鳥調査に関連した番組だから、基点の白峰で取材したかったのだが、白山は見えないし鳥も出ない散々の結果だった。

晴れ間に

2007年12月16日 | その他
12月に入ってほとんど毎日雨が降り続いている。

今日は少し冷え込んで雪になりそう、雨さえ降らなければ山歩きができる。

獅子吼高原ロープウエーの下から少し登ってみた。
頂上駅の近くまで来ると木々は雪を被って白く輝いていた。ときどき日が差して程よく汗ばんだところで、お昼になったので下山した。

ヤマガラ、シジュウカラ、ヒガラ、エナガ、山の仲間たちは元気だ。
下りる途中で、若い男性が一人スノーシューを背にして登って来た。奥獅子吼へ向かうと言っていた。

シギ・チドリ調査

2007年12月09日 | その他
石川県の海岸線に冬期間飛来し越冬するシギ・チドリの仲間で、特に多いのがハマシギとミユビシギである。

なかでもミユビシギは数百羽の群れとなって、加賀海岸と口能登の海岸を行き来していると思われているが実態は明確に把握されてはいない。

今回日本野鳥の会石川支部では調査員が各地を分担して個体数などいっせいに調査することとなった。

私は補助員として加賀舞子以西を担当したが、山口釜屋でいきなりハマシギ500羽ほどの群れに遭遇したのでそのまま現地で観察を続けた。

冷たい風の吹きつける砂浜にハマシギの集団は肩を寄せ合って休息していた。

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