白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

平栗憩いの森

2008年03月27日 | その他
5月に探鳥会の予定されている平栗を訪ねてみた。

野田山墓地を通り抜けて細い林道を車で行くと平栗の集落があり、ほどなく公園の駐車場と案内板が見えた。

数年前に比べてずいぶん整備が行き届いている。野鳥観察コースも小川あり池あり変化があって、歩道も歩き易くなっていた。

カシラダカ、マヒワが群れていたし、ヒガラ、ヤマガラなどカラ類も多かった。

カタクリで人気のあるところだがまだ開花には早い、ショウジョウバカマが咲いていた。

奥獅子吼へ

2008年03月25日 | その他
鶴来樹木公園から細い登山道を登って獅子吼高原へと向かった。

犀鶴林道のところまで登りつめたところで雪は50cmほど、かたく締まっていたが、かんじきを持っていなかったので前進をあきらめ引き返した。

雪解けの登山道にはショウジョウバカマが花を付けており、マルバマンサクの枝越しに獅子吼の頂上駅が見えた。

海鳥の探鳥会

2008年03月23日 | その他
毎年3月には加賀市の片野海岸で海鳥の観察会を開催している。
今日は天候も穏やかだったせいか参加者は26名と多く、はるばる京都から来られた方も2名居られた。

海はほとんどなぎの状態で、鳥は見やすかった。アビ、オオハム、シロエリオオハム、ウミスズメ、アカエリカイツブリとこの時期に見られる鳥はほぼ現れた。
水平線上にはオオミズナギドリも見られたし、海鳥を襲撃するハヤブサも観察された。
観察種は29種とまずまずだった。

白峰散策

2008年03月18日 | その他
雲ひとつない良いお天気だった。
白峰の林西寺の裏山からブナ林に入り、白山の見える尾根まで歩いてきた。

雪は1m以上、木の根元は雪が解け土が顔を出していたが、ほぼ夏道に沿って雪の上をかんじき無しで歩いた。
展望台で白山主峰と別山を眺めながら、ときを過ごした。

山を下りて白峰で見つけた藁細工、いまも使われているのかどうか。


春を愛でる

2008年03月16日 | その他
雪が解け細い水流となって落ちるところにふきのとうがいっせいに顔を出す。
中宮の山道を歩いて、少し摘んできた。

てんぷらにして一献傾ける。苦味と香りは独特のもの、じっくりと春を噛みしめる。

いびつな形の銚子とお猪口、お皿は自分の手に成るもの。


春の山

2008年03月11日 | その他
ようやく春らしいお天気が2日間続いて、今日は山行が楽しめそうだ。

足慣らしに出かけるには、やはり金沢市近郊の医王山だ。

見上峠には10台ほどの車が駐車していた。
林道は1m以上の積雪だが、踏み固められてかんじきは要らなかった。

しがら首から登山道に入り、急勾配を登るようになってかんじきを履いた。

頂上からの展望は黄砂のためまったくだめで、市街地と奥医王の山並みを眺めるだけに終わった。


粟津 潔展

2008年03月10日 | その他
今日は朝から雨、山へ行くことも鳥を見に行くこともできない。

そこで已む無く、21世紀美術館で開催されている「粟津潔展」を見に行った。

阿部定をモチーフにしたポスター、山下洋輔の映像「ピアノ炎上」など、強烈な印象を与える作品ばかりだったが、中で小さな部屋にぎっしり並べ立てられた本の装丁が私の目を引いた。

そう言えば我が家にも粟津潔の装丁した本があった。フックスの「風俗の歴史」である。カバーと扉のデザインはさりげなく、ごく普通だが、表紙の袖の絵は中世の絵画から引用して大胆である。



森が消えた

2008年03月03日 | その他
海浜公園の黒松が松くい虫の被害を受けて枯れ死し、どんどん切り倒されている。

枯れ死の原因が松くい虫だけとは言えず、酸性雨、温暖化などいろいろあると思うが、ここ数年で急激に松枯れが増えたのは事実。

樹齢50年以上の黒松が消えて、森はすっかり明るくなった。伐採された木はビニールに覆われて薫蒸されている。

渡り鳥が羽を休める森は、よみがえるだろうか。



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