白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

白峰・西山を歩く

2015年01月29日 | 
白峰・望岳苑から、かんじきを履いて尾根伝いに歩き、西山の展望台に向かった。

新雪が15cmほど積もっているが、人の歩いた跡はない。ウサギとキツネの足跡だけ、はっきり残っている。



頂上に着いたが、平日だから誰も登ってこない。午後から晴れ間が出てくる予報だったので、白山も雲が切れて顔を出してきた。



風はさほど強くない、雪の上に座り、白山から別山、加越国境の山々を眺めて時を過ごしていたが、下のカンツリーコースでは数人のスキーヤーが次から次へと滑っていた。






外浦村って、あったかな?

2015年01月25日 | レジャー
輪島市大沢に出現した不思議な建物、間垣の里は、分かるが「そとら村」って聞いたことがない。しかも、こんな所に外浦村役場なんてあったっけ。
3月から始まるNHK朝ドラの舞台になるとゆうことで、今夜泊まる旅館のとなりに、改装された役場がロケを終えて残っていた。





旅館の女将さんは友人の高校時代の同級生で、去年に引き続いてお世話になった。





活き造りに、ゆでたてのカニ、仲間は酒豪ぞろいと、宴は深更に及んだ。

厳しい冬

2015年01月21日 | 
分かりにくいのですが、画面中央2羽のハシブトガラスの足元に餓死したイノシシの子が横たわっている。
そのすぐ上方にイノシシの親子が寄り添うように並んでいる。

ブナオ山観察舎から見る、ブナオ山斜面の光景。1頭が死んでいると解説員に確認されたのはお昼頃だった。


ハシブトガラスが盛んにつついているが、ピクリとも動かない。

時間が経てば、キツネ、テンが寄り付いて平らげてしまうだろう。



午後1時過ぎ、傍に付いていたイノシシの親子は1列になって、遺体から離れていった。



兼六園探鳥会

2015年01月18日 | 
毎年1月に兼六園で行われる探鳥会。

金沢市の中心部で交通の便も良いので、会員以外の方々も多く参加される。今日は若者も増えて、31名だった。

鳥の方は、いつもより少なめで18種。カラ類とコゲラ、シロハラなど普通に見られる鳥だけだった。



お天気は良く、暖かく、マンサクがほころび始めていた。

森の鳥たち

2015年01月16日 | 
鶴来の樹木公園は雪が50cm以上積もっていて、園内を周回することはできないが、公園事務所の近くだけなら除雪してあり、歩くことが出来る。

桜並木には赤いエプロンをしたウソが群れていて、膨らんできた桜の芽をついばんでいた。



近くの柿の木に、アカゲラが飛んできて、熟した実に首を突っ込んで懸命に食べていた。

昨日は、一日中雨、今日は晴れだったが明日はまた雪の予報だ。春は遠い。




奥医王山から小原尾根へ

2015年01月14日 | 
見上峠に車を置いて、林道を歩き、しがら首まで来たが、今日は登山者が多いから白兀山はやめて、一気に夕霧峠へ直行しようと、さらに林道を歩いた。
だが、これは誤りだった。峠の手前200mほどのところで、雪崩の巣のような斜面に出くわした。10分ほど前に下りてきた登山者2人の足跡が落ちてきた雪でかき消されている。見上げると尾根まで100mほど樹木は全く無い。片方を見下ろすと谷底まで数百m、同じ斜度で続いている。危険地帯は50mほどだったが、肝を冷やした。


夕霧峠から砺波平野と立山連峰を眺めながら昼食。


これから登る奥医王山への尾根道。太陽が薄雲に包まれている。


奥医王山頂上から白山頂上方向を見る。登山者は休憩もしないで、山を下りて行く。私はゆっくりと白山を眺めていた。

小原尾根の下りはパウダースノウだから快適だった。

ガンカモ調査

2015年01月12日 | 
毎年成人の日に行われる、鳥類のガンカモ調査に今年も参加した。

受け持ちの邑知潟は調査範囲が広く、鳥類の個体数も多いので、調査員の数も6名と多い。
今年はコハクチョウも、カモ類もわずかながら個体数は昨年よりも増えていた。

気象条件の悪い時期に実施されるので、またまた雪と強風に見舞われるのでないかと心配されたが、9時過ぎ、日も差して風も収まり順調に調査を完了することができた。


湖面にはコハクチョウが休息しており、上空ヒシクイの群れが通過して、調査でなければゆっくり眺めていたい風景だ。

合鹿椀でお雑煮

2015年01月02日 | 余暇
能登柳田村合鹿(ごうろく)でひっそりと使われてきた漆塗りのお椀、御膳に添えられることもなく、囲炉裏端の板の間に置いて手に取るので、高台を高くしてある。
この形に魅せられて、ひとつふたつと作ってきた。

大振りだから、お雑煮にはよく似合う。手に持った時の感触もいい。軽くて、料理がいつまでも冷めない。
漆の文化は日本人から、いつの間にか遠のいてしまった。
取り戻そう、古い暮らしを。

元日の兼六園

2015年01月01日 | 余暇
大晦日、日没と同時に降り出した雪は、騒々しい紅白歌合戦とは別世界で、しんしんと降り積もって、元日の朝、玄関の戸を開けると長靴が埋まるほどになっていた。

朝の散歩コース、石引商店街を下って兼六園へ向かう。歩道は雪で覆われ、歩きにくいので車道を歩く。
6時半、車は少なく、通り過ぎるバスの乗客もほとんどいない。

兼六園は無料開放、園内では職員が除雪機を使って大急ぎで観光客用の通路を整備していた。




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