今年も、あと3時間ほどで終わり。毎年恒例の、一年のまとめを書いておきたい。
今年の後半は、このブログをほとんど更新できず、我ながら残念だ。その理由は色々あるのだが、ここに書けることは少ない。
その「ここに書けること」の一つとして、10月~11月にかけての引っ越しがある。三年半ほど住んだ大阪市を後にして、別のところに移り住んだのだ。新居住地については、とりあえず伏せておくとしよう。近畿地方には変わりはないので、交通事情などにあまり変わりはない。
そもそも、引っ越しの話が最初に出たのは7月だった。実家の敷地内に、人に貸していた家があるのだが、その人が引っ越すので家が空く。そこで、引っ越してはどうだろうという話になったのだ。実家の持ち家なので家賃が要らなくなるし、家族と近いところで住めるというのも、大きな意味がある。そこで、引っ越すことに決めたのだ。
ただ、毎度の事ながら、荷物が多くて大変だった。最初から150箱の段ボールを用意してもらったが、それでも入りきらず、結局自分で梱包した段ボール箱は160箱となった。もちろん、引っ越すに当たって不要なものは処分したし、本だって100冊ほどは処分したのだが、それでも母数が大きすぎて、焼け石に水の状態だったのだ。
引っ越し直後の家は、特にすさまじかった。ある一つの箱を動かすために、他の多くのものを動かさなければならなくなっており、さながらパズルゲームをやっている気分だった。「倉庫番」や「パズルボーイ」などのゲームが該当するだろうか。その頃の写真を撮っていないのは今となってはもったいないが、写真を撮っても何が何だかわからない状態なだけだったような気もする。
ともかく、引っ越しは終わった。この引っ越した新居(と言うか、かなり古くに建てられた家だが)には色々と問題があるのだが、それについてはいずれまた書く機会があるかもしれない。今回は一年の振り返りなので、ここまでにしておく。
引っ越し以外にも、主に家族関係で色々とあった一年だった。とは言っても、誰かが亡くなったとかそういうことは全くないのだが、ここに書くのははばかられるような、そういうことだ。幸いにも、12月までにそのすべてがほぼ解決したので、今は落ち着いた気分でいられる。
個人的事情についてはここまでにして、次は趣味関連を振り返ろう。
藤子不二雄関係については、まずはアニメ『ドラえもん』の40周年があった。アニメのOPを「ドラえもんのうた 40th」にしたりと40周年を祝う姿勢は見受けられたが、アニメ『ドラえもん』に関しては10月の放送枠移動に話題が全部持って行かれたような感じはある。それだけ、「金曜19時」という枠が長年続いて定着していたという証であろう。これから、アニメ『ドラえもん』がどうなるかはまだわからないが、基本的には子どもの観やすい枠でこれまで通り長く続けてくれれば、と思う。朝6時台とかはやめてほしいな。特に、ローカルセールス枠になってしまうと地方局でそういうことが起こりやすいので。そういう意味では土曜17時はまだいい方なんじゃないか。
そして、年末からは原作漫画『ドラえもん』の50周年を祝う動きが活発になってきた。その先陣を切って刊行されたのが、てんとう虫コミックス『ドラえもん』第0巻だ。『ドラえもん』の連載第1回ばかりを初出版・カラーページ再現で収録しており、非常にユニークな単行本だと思う。手塚治虫作品と違って、藤子作品では「初出版」を売りにした単行本がこれまでなかったが、その先陣を切った形になるのかもしれない。今後、さらに『ドラえもん』初出版大全集を出してくれれば、非常に嬉しい。
『ドラえもん』50周年記念に関しては、色々とまだ企画されているようなので、楽しみに続報を待ちたい。来年出るという「てんとう虫コミックス」全45巻の豪華版は、あまりそそられないが。
『ドラえもん』については、グッズショップ「ドラえもん 未来デパート」の開店も大きなニュースとなったが、残念ながら私自身はまだこの店に行けていない。昨日まで東京に行ってはいたが、他の用事で疲れた上に長時間の待ち時間があると聞いて、行く気になれなかったのだ。そのうち、混雑が収まった頃に行ければと思っている。「ひい木」のバッチや「タヌキさいふ」ポーチなどマニア心をくすぐられる品はあるので、ぜひ手に入れたい。
藤子A先生についても、色々と動きはあったのだが、前述のように今年の後半は特に私が多忙だったせいもあり、あまり追い切れていない。故郷・高岡での藤子不二雄A展などは、行ければ行きたかったところなのだが、それもかなわなかった。
手塚治虫関係については、今年も「オリジナル版」の単行本がたくさん出たが、もうネタも尽きてきたのか、「間違い探し」レベルの作品が増えてきたように思う。正直言って、『ボンバ!』や『ガラスの城の記録』までオリジナル版が出るなんて、ちょっと前までは想像もできなかったくらいだ。
テレビアニメでは、新作で唯一ブルーレイを買ったのは『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』なのだが、この作品の放送自体は昨年10月~12月だった。まあ、映画の『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』は今年の公開だったので、いいか。
それ以外にも面白く楽しんで観た作品はたくさんあるが、映像ソフトを買うまでには至らなかった。観返すだけならテレビ放送の録画で事が足りてしまうこのご時世は、アニメを作っている人たちにとっては大変なんだろう。かと言って、今更画質をわざとSDに落として放送なんてできないだろうし。もしやったら、ものすごい苦情が来るんだろうな。
アニメ関係で、忘れてはいけないのが7月に起きた京都アニメーション第一スタジオの放火殺人だ。
衝撃という言葉だけではすまされない、ひどい事件だったとしか言いようがない。これまで数多くの京アニ作品に楽しませてもらった者としては、これほど悲しいことはなかった。亡くなった人々は絶対に戻っては来ないので、ただただ悲しい。今は、命を取り留めた方の一日も早いご回復をお祈りするばかりだ。そして、京アニがふたたびすばらしい作品を世に送り出してくれる事を祈りたい。
今年も、このようにいろいろなことがあった。だらだらと書いていても仕方がないので、この辺にしておこう。
願わくば、2020年がすべての人にとって、よい年でありますように。
今年の後半は、このブログをほとんど更新できず、我ながら残念だ。その理由は色々あるのだが、ここに書けることは少ない。
その「ここに書けること」の一つとして、10月~11月にかけての引っ越しがある。三年半ほど住んだ大阪市を後にして、別のところに移り住んだのだ。新居住地については、とりあえず伏せておくとしよう。近畿地方には変わりはないので、交通事情などにあまり変わりはない。
そもそも、引っ越しの話が最初に出たのは7月だった。実家の敷地内に、人に貸していた家があるのだが、その人が引っ越すので家が空く。そこで、引っ越してはどうだろうという話になったのだ。実家の持ち家なので家賃が要らなくなるし、家族と近いところで住めるというのも、大きな意味がある。そこで、引っ越すことに決めたのだ。
ただ、毎度の事ながら、荷物が多くて大変だった。最初から150箱の段ボールを用意してもらったが、それでも入りきらず、結局自分で梱包した段ボール箱は160箱となった。もちろん、引っ越すに当たって不要なものは処分したし、本だって100冊ほどは処分したのだが、それでも母数が大きすぎて、焼け石に水の状態だったのだ。
引っ越し直後の家は、特にすさまじかった。ある一つの箱を動かすために、他の多くのものを動かさなければならなくなっており、さながらパズルゲームをやっている気分だった。「倉庫番」や「パズルボーイ」などのゲームが該当するだろうか。その頃の写真を撮っていないのは今となってはもったいないが、写真を撮っても何が何だかわからない状態なだけだったような気もする。
ともかく、引っ越しは終わった。この引っ越した新居(と言うか、かなり古くに建てられた家だが)には色々と問題があるのだが、それについてはいずれまた書く機会があるかもしれない。今回は一年の振り返りなので、ここまでにしておく。
引っ越し以外にも、主に家族関係で色々とあった一年だった。とは言っても、誰かが亡くなったとかそういうことは全くないのだが、ここに書くのははばかられるような、そういうことだ。幸いにも、12月までにそのすべてがほぼ解決したので、今は落ち着いた気分でいられる。
個人的事情についてはここまでにして、次は趣味関連を振り返ろう。
藤子不二雄関係については、まずはアニメ『ドラえもん』の40周年があった。アニメのOPを「ドラえもんのうた 40th」にしたりと40周年を祝う姿勢は見受けられたが、アニメ『ドラえもん』に関しては10月の放送枠移動に話題が全部持って行かれたような感じはある。それだけ、「金曜19時」という枠が長年続いて定着していたという証であろう。これから、アニメ『ドラえもん』がどうなるかはまだわからないが、基本的には子どもの観やすい枠でこれまで通り長く続けてくれれば、と思う。朝6時台とかはやめてほしいな。特に、ローカルセールス枠になってしまうと地方局でそういうことが起こりやすいので。そういう意味では土曜17時はまだいい方なんじゃないか。
そして、年末からは原作漫画『ドラえもん』の50周年を祝う動きが活発になってきた。その先陣を切って刊行されたのが、てんとう虫コミックス『ドラえもん』第0巻だ。『ドラえもん』の連載第1回ばかりを初出版・カラーページ再現で収録しており、非常にユニークな単行本だと思う。手塚治虫作品と違って、藤子作品では「初出版」を売りにした単行本がこれまでなかったが、その先陣を切った形になるのかもしれない。今後、さらに『ドラえもん』初出版大全集を出してくれれば、非常に嬉しい。
『ドラえもん』50周年記念に関しては、色々とまだ企画されているようなので、楽しみに続報を待ちたい。来年出るという「てんとう虫コミックス」全45巻の豪華版は、あまりそそられないが。
『ドラえもん』については、グッズショップ「ドラえもん 未来デパート」の開店も大きなニュースとなったが、残念ながら私自身はまだこの店に行けていない。昨日まで東京に行ってはいたが、他の用事で疲れた上に長時間の待ち時間があると聞いて、行く気になれなかったのだ。そのうち、混雑が収まった頃に行ければと思っている。「ひい木」のバッチや「タヌキさいふ」ポーチなどマニア心をくすぐられる品はあるので、ぜひ手に入れたい。
藤子A先生についても、色々と動きはあったのだが、前述のように今年の後半は特に私が多忙だったせいもあり、あまり追い切れていない。故郷・高岡での藤子不二雄A展などは、行ければ行きたかったところなのだが、それもかなわなかった。
手塚治虫関係については、今年も「オリジナル版」の単行本がたくさん出たが、もうネタも尽きてきたのか、「間違い探し」レベルの作品が増えてきたように思う。正直言って、『ボンバ!』や『ガラスの城の記録』までオリジナル版が出るなんて、ちょっと前までは想像もできなかったくらいだ。
テレビアニメでは、新作で唯一ブルーレイを買ったのは『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』なのだが、この作品の放送自体は昨年10月~12月だった。まあ、映画の『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』は今年の公開だったので、いいか。
それ以外にも面白く楽しんで観た作品はたくさんあるが、映像ソフトを買うまでには至らなかった。観返すだけならテレビ放送の録画で事が足りてしまうこのご時世は、アニメを作っている人たちにとっては大変なんだろう。かと言って、今更画質をわざとSDに落として放送なんてできないだろうし。もしやったら、ものすごい苦情が来るんだろうな。
アニメ関係で、忘れてはいけないのが7月に起きた京都アニメーション第一スタジオの放火殺人だ。
衝撃という言葉だけではすまされない、ひどい事件だったとしか言いようがない。これまで数多くの京アニ作品に楽しませてもらった者としては、これほど悲しいことはなかった。亡くなった人々は絶対に戻っては来ないので、ただただ悲しい。今は、命を取り留めた方の一日も早いご回復をお祈りするばかりだ。そして、京アニがふたたびすばらしい作品を世に送り出してくれる事を祈りたい。
今年も、このようにいろいろなことがあった。だらだらと書いていても仕方がないので、この辺にしておこう。
願わくば、2020年がすべての人にとって、よい年でありますように。
旧年中は、まことにお世話になりました。
私は、おおはたさんとは面識もないし、個人的なご事情は何も存じませんが、色々と大変だったんですね。
京アニとその作品については、私個人は、ほとんど馴染みがないのですが、それにしたって、あの事件は大ショックでした。
私自身は、テレビ自体を持っていなくて、普段見ないのですが、「ドラえもん」のテレビアニメは、どんな形であろうと、とにかく続いて欲しいと思います。「ドラえもん」の人気が今も続いているのは、テレビアニメが曲がりなりにもずっと続いてきたことが大きいでしょうから。
「ドラえもん」原作マンガに注目が集まっているのも喜ばしいことですので、この機会に、一人でも多くの人に、原作に触れて欲しいと思います。
今年は「ドラえもん」50周年ですし、「ドラえもん」に関しても、それ以外についても、良い年になりますように。ドラえもんは「ろくな年じゃないと思うよ。」と言うでしょうけど。
私は最近、「しろうと歴史家、『ドラえもん』をたずねる」というブログをはじめました。
https://s3731127306973.hatenadiary.com/
そこで、てんとう虫コミックス版『ドラえもん』研究のために、各話の掲載年月日の一覧表をつくりたいと考えているのですが、その時に、「ドラちゃんのおへや」の「コミックスについて」のデータを使わせてもらいたいと考えているのですが、よろしいでしょうか?
http://hanaballoon.com/dorachan/data/comics/list/tencom/index.html
突然のことでお手数かけますが、よい返事をまっております。
コメント、ありがとうございます。
◆ミラドイハさん:
>私自身は、テレビ自体を持っていなくて、普段見ないのですが、「ドラえもん」のテレビアニメは、どんな形であろうと、とにかく続いて欲しいと思います。
これは、同感ですね。
原作への入り口としてのアニメがあると思っていますので、その役割をいつまでも果たしていってほしいと思います。
ドラえもんにとってはイヤな年でしょうが、今年もいい年であるといいですね。
◆「しろうと歴史家、『ドラえもん』をたずねる」の管理人さん:
>てんとう虫コミックス版『ドラえもん』研究のために、各話の掲載年月日の一覧表をつくりたいと考えているのですが、その時に、「ドラちゃんのおへや」の「コミックスについて」のデータを使わせてもらいたいと考えているのですが、よろしいでしょうか?
もちろん、どうぞお使いください。
そういう事に役立てるために、サイトを公開しているようなものです。
私の公開しているデータで、お役に立てるのであれば、嬉しいです。
もうしわけありません。
「ドラちゃんのおへや」のデータを使って、以下のリストを作りました。大量にあるため、まだ第10巻までです。
https://s3731127306973.hatenadiary.com/entry/2020/01/26/094822
つくっている最中、「コミックスについて」の資料の誤字脱字に気がつきました。お知らせします。
ソウナルじょう→ソーナルじょう
かべ新聞の中で新年会→かべ紙の中で新年会
また、「大全集」版の目次に、誤字脱字が1点あるようです。これも、お知らせしておきます。
消しゴムでノッペラボー→消しゴムでノッペラボウ
http://www.shogakukan.co.jp/fzenshu/lineup/dora04.html
https://s3731127306973.hatenadiary.com/entry/2020/01/26/094822
https://s3731127306973.hatenadiary.com/entry/2020/01/28/211054
https://s3731127306973.hatenadiary.com/entry/2020/01/29/211910
「コミックスについて」の資料の誤字脱字に気がつきました。疑問の分もふくめてすべて書いておきます。
ソウナルじょう→ソーナルじょう
かべ新聞の中で新年会→かべ紙の中で新年会
はいどうたずな→はいどうたづな
ホラふき御先祖→ホラふきご先祖
タンポポ空をゆく→タンポポ空を行く
カンズメカン→カンヅメカン
第22巻 (1982年1月25日発行)→第23巻 (1982年1月25日発行)
みえないボディーガード→みえないボディガード
ガラパ星から来た男→ガラパ星からきた男
(大全集の誤字脱字)
消しゴムでノッペラボー→消しゴムでノッペラボウ
人喰いハウス→人食いハウス
(?)
時門で長~い一日→時門で長~~い一日
ぐ~たらお正月セット→ぐ~~たらお正月セット
現在、更新作業を行っているところですので、そちらに反映させて近いうちに更新したいと思います。
新型コロナウイルスに関するニュースは、昨年末から、ちらほらと流れてはいたものの、まさか、ここまで悲惨なことになるとは、夢にも思いませんでした。
まぁ、この場で愚痴っても仕方がないので、自分にできる限りのことをしながら、早く平和な世界が戻って来ることを祈るしかないですね。
おおはたさんも、どうかご無事で。
私は、今のところ無事です。
> 新型コロナウイルスに関するニュースは、昨年末から、ちらほらと流れてはいたものの、まさか、ここまで悲惨なことになるとは、夢にも思いませんでした。
同感です。まさか、5月になっても緊急事態宣言が継続されるまでとは、昨年末には思ってもいませんでした。
色々と精神的にも窮屈になりがちな状態ですが、あまり自分を追い込まずに、何とか乗り切れればと思います。