前回の更新から4ヶ月以上が経ってしまった。
決してネタ切れというわけではないのだが、何となくやる気が出ずにいた。この間、「ドラちゃんのおへや」は2回更新しているので、そちらに注力していたということにしておこう。
さて、今回はその「ドラちゃんのおへや」の、今後の更新の方針について触れてみたい。
今年に入って、長いあいだ放置状態だった「短編「ドラえもん」初出リスト」を更新して、データを追加した。長いあいだ放置していたのには理由があって、できれば詳細な各話データと一緒に公開したいと思っていたからだ。
現在は、各話データは「小学一年生」掲載分のごく一部(1972年3月号掲載分まで)しか公開できていない。これを、全話について初出誌をあらためて調査した上で、各話データを作成して公開しようと思っていた。
しかし、ことはそう簡単ではない。前世紀中に単行本未収録だった話については、各地の図書館で一通りコピーを取ったので、それを参照すればいいが、問題は昔からてんとう虫コミックスおよび藤子不二雄ランドに収録されていたエピソード群で、これらについては図書館で新たに初出誌を閲覧してデータを確認するしかない。はっきり言って、そう簡単に済ませられることではない。
なお、ここで必要となるデータは、初出サブタイトル・ページ数・描き足しの有無・白黒かカラーかなどで、描き足しがあるかどうかは藤子・F・不二雄大全集の巻末を見ればわかるが、具体的に何ページ描き足されているかはわからないし、いくつか大全集のデータにも誤りはあるので、結局のところ初出誌をあたるしかない。
そんな訳で、作業が膨大になることは目に見えていたので、なかなか手を付けられなかったのだが、いつまでも初出リストを「一部限定公開」にしておくのもどうかと思い、とりあえず初出リストのみを先に公開することに決めた。初出リストに関しては、8割方できたので、次の更新で全て公開することができるのではないか。
そして、各話データについても、来年から順次調査を行って、できるところから公開していきたいと思う。と、ここに宣言してしまおう。もちろん、すぐに全てを公開するのは無理なので、完成までに何年かかるかはわからないが、これが完成すれば『ドラえもん』という作品について、ネット上でかなりの情報が参照できるようになるのではないかと考えている。
なんで今ごろになってこんなことを言い出したかというと、藤子作品の単行本については、内容的にバリエーションのある本は、セリフの差異など別にすれば、容易に買えるものはあらかた集めてしまい、今後は雑誌初出版を調べるのに力を入れざるを得ないなと思ったからだ。
手塚治虫作品のように「雑誌オリジナル版」の単行本が出れば、そちらを読めばいいのだが、藤子不二雄作品に関しては、そのようなものは出る気配が全くない。藤子プロ・藤子スタジオともに、そう言う方針なんだろう。
唯一の例外は『ドラえもん』第0巻だが、これが出たのはあくまで特例と見るべきか。そうなれば、自分で初出誌を調べてコピーを取るしかない。来年からは、各地の図書館に通うことも増えるだろう。初出誌の現物を購入してもいいのだが、膨大な量と古書価格の値上がり具合を考えると、現実的ではない。やはり、図書館だな。
さて、このブログの次回更新はどうなるか、それはわからない。
例年通りならば大晦日に更新して、今年は終わりという感じになるだろうか。問題は、その次だな。あまり期待せずにお待ち下さい。
決してネタ切れというわけではないのだが、何となくやる気が出ずにいた。この間、「ドラちゃんのおへや」は2回更新しているので、そちらに注力していたということにしておこう。
さて、今回はその「ドラちゃんのおへや」の、今後の更新の方針について触れてみたい。
今年に入って、長いあいだ放置状態だった「短編「ドラえもん」初出リスト」を更新して、データを追加した。長いあいだ放置していたのには理由があって、できれば詳細な各話データと一緒に公開したいと思っていたからだ。
現在は、各話データは「小学一年生」掲載分のごく一部(1972年3月号掲載分まで)しか公開できていない。これを、全話について初出誌をあらためて調査した上で、各話データを作成して公開しようと思っていた。
しかし、ことはそう簡単ではない。前世紀中に単行本未収録だった話については、各地の図書館で一通りコピーを取ったので、それを参照すればいいが、問題は昔からてんとう虫コミックスおよび藤子不二雄ランドに収録されていたエピソード群で、これらについては図書館で新たに初出誌を閲覧してデータを確認するしかない。はっきり言って、そう簡単に済ませられることではない。
なお、ここで必要となるデータは、初出サブタイトル・ページ数・描き足しの有無・白黒かカラーかなどで、描き足しがあるかどうかは藤子・F・不二雄大全集の巻末を見ればわかるが、具体的に何ページ描き足されているかはわからないし、いくつか大全集のデータにも誤りはあるので、結局のところ初出誌をあたるしかない。
そんな訳で、作業が膨大になることは目に見えていたので、なかなか手を付けられなかったのだが、いつまでも初出リストを「一部限定公開」にしておくのもどうかと思い、とりあえず初出リストのみを先に公開することに決めた。初出リストに関しては、8割方できたので、次の更新で全て公開することができるのではないか。
そして、各話データについても、来年から順次調査を行って、できるところから公開していきたいと思う。と、ここに宣言してしまおう。もちろん、すぐに全てを公開するのは無理なので、完成までに何年かかるかはわからないが、これが完成すれば『ドラえもん』という作品について、ネット上でかなりの情報が参照できるようになるのではないかと考えている。
なんで今ごろになってこんなことを言い出したかというと、藤子作品の単行本については、内容的にバリエーションのある本は、セリフの差異など別にすれば、容易に買えるものはあらかた集めてしまい、今後は雑誌初出版を調べるのに力を入れざるを得ないなと思ったからだ。
手塚治虫作品のように「雑誌オリジナル版」の単行本が出れば、そちらを読めばいいのだが、藤子不二雄作品に関しては、そのようなものは出る気配が全くない。藤子プロ・藤子スタジオともに、そう言う方針なんだろう。
唯一の例外は『ドラえもん』第0巻だが、これが出たのはあくまで特例と見るべきか。そうなれば、自分で初出誌を調べてコピーを取るしかない。来年からは、各地の図書館に通うことも増えるだろう。初出誌の現物を購入してもいいのだが、膨大な量と古書価格の値上がり具合を考えると、現実的ではない。やはり、図書館だな。
さて、このブログの次回更新はどうなるか、それはわからない。
例年通りならば大晦日に更新して、今年は終わりという感じになるだろうか。問題は、その次だな。あまり期待せずにお待ち下さい。