なりわいを洗ひ晒して秋に入る
右の写真は、二回目の市長選に挑戦する「江沢きしお」氏の選挙事務所である。彼は戸狩スキー場の真ん中にある「紫陽花寺で有名となったお寺「高原院」の出である。彼は飯山北高校から茨城大学を優秀な成績で卒業後、行政管理庁に入省、以後、東大卒のキャリアでありませんが、かなりの努力の結果、順調に出世し平成二一年「総務省大臣官房審議官」まで上り詰め、意があることがあり、中央での経験を生かし生まれ故郷発展に寄与したいという大きな目標を持って先回飯山市長選に挑戦されましたが、知名度の無さから副市長の足立氏に善戦空しく破れてしまった。その後、四年間飯山に住み付き地道な選挙運動を展開し、かなりの知名度が上がっているようだ。
一方、足立新市長の一期目の実績評判は、長い市役所生活からか無難の政策、いわゆる安全で冒険な政策を打つことが出来ず、批判されることが少ない、ただ安全政策そのもののような気がする。過疎化と人口減の止まらない飯山市は今必要としている政策は将来に向かって、思い切った集中政策で市民が驚き心配するほどの政策でなければ、飯山市の将来が心配だと思う。このような、勇気ある政策を実行に移せば敵も味方も増えるであろうが、明日に希望を持てる飯山市にしていだきたい。私から見れば三〇年のぬるま湯の役人生活が身に着き、周りの職員とは、なりあいとなり、思い切った改革が出来なく、漫弁な政策となる。岐路に立つ飯山市の将来に一抹の不安を感じ取る。思い切った政策でなければとヒシヒシと感ずる時代であるが故に、どうも線が細い現市長であるような気がしている。
来る9月7日(日)の飯山市長選挙の両立候補予定の選挙事務所は皮肉にも私の家から南北に三十mと離れていない空き店舗に構えた。両候補とも新幹線飯山駅の来年三月に向かっての。ちまちまな政策を掲げていますが、市民は意外と冷ややかな目で見ている。現市長の政策不足と無責任と言っても過言でないと思いますが、来年の三月開業と言うのに、駅前商店街形成がいまだに出来ていないと言う。他の市から見たら笑い者である。やはり、役人根性のなれあいが生んだものだと思う。江沢氏(六十歳)は中央で培った多くの人材との共感と協力が如何に飯山市制に生かすことが出来るかが問われている。いずれにしても両者には、市民あっての飯山市であることを何時も原点においていただきたいと節に思うことである。
前回 平成22.9.5執行 飯山市長選挙開票結果
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