こんな土砂降りの中を走るとかなり気持ちいい。酔う。雨などものともせずに突き進む自分に酔う。自分に酔う、すなわち自己満足の極致。
まっ、そういう性癖があるから、ちょっと前までなら絶対に走ったと思われる大雨の日曜日、黄金の土砂降りの日曜日。なのに、ものすごく久し振りの走らない日曜日を作り出してしまった。
思い切り朝寝を決め込んでいたにも関わらず、なぜか日の出の頃に目が覚めてしまい、でも走らずにMacを前にしてキーボードを打っていた。午前中は一心不乱に集中して、いつもはぎりぎりになる治療院だより「みどりの風」をほぼ仕上げてしまった。
午後はその他のリストアップしてあった雑用をすべて片付け、先週見ずに寝てしまった連続ドラマ「仁」の録画を見て、その後ハリマネと二人で映画に出かけるという、子どもが小さい頃にはあり得ない「暴挙」にまで及んだ。
映画の帰りにスーパーで買った揚げ物を上手い上手いとほおばり、早く帰ってきた三女も交えて、早口の意味不明連想言葉遊びに興じて大笑いした。だけど何故か唐突に「自由」を感じた一日でもあったのだ。
うん、哲学的な感覚だ。土砂降りの一日もいい。
雨のランは初めての野辺山とおんたけで味わい、思ったほど楽しくないものではなく、意外と楽しいかもって思えました。
「雨降りの日曜日を走らないで過ごす僕の一日について」なんて、村上春樹っぽいですね^^
そうなんです。実は雨の日は呼吸が楽で走るにはかなり素敵なんです。程度の問題はありますけどね^^
あと、飛び出す勇気!
先週の12時間走が効いているのか、まだ浮腫があるんですよ。なので、私にとっては恵みの雨。勇気は出さないことにしたのです。
村上春樹っぽいなんて言われたの初めてで、ちょっと嬉しいっす^^