手許には案外、春に似合う音源がある。先日、ホロルの湯@城里経由で益子まで往復したが、お供に持ってったのはシェラ・マクドナルド。2曲目の Look Over The Hill And Far Away がドライブにおあつらえ向き。彼女の歌声はもちろんであるが、聴き所は間奏で入ってくる、おそらくモジュレーター。弾いているのはカンタベリー派のピアニスト、キース・ティペット(だと思う)、地の底から何かせり出して来た!と思ったら、土筆だった!みたいな、愉快で春めいた気分に誘われる。昨晩は仕事でブルーだったが、これはもう家に帰って(もしくはオーパ@栄町で)エヴァンス・トリオの「マイ・フーリッシュ・ハート」を聞くしかない、と思ったら、頭の中でぐるぐるしだした。春の宵にはうってつけのおんがくである。(人によっては冬の夜向きかも)
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