銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

2002年秋

2009-10-14 12:13:39 | 日記
あの蔵の街のメイン・ステージで(注、アマチュア等に開かれたステージのこと)、ヴィオラのソロ、おまけに曲はJ.S.バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ3番!こういう無茶をやれるんだから、若いっていいねえ。とわ言え、当時の私は、既に40台に踏み出していたが。「惑わず」どころの騒ぎじゃございませんっ!周りはなんて無茶をやるんだろう、と思っていた節があるが(当時、私の周りと言ったって、たった一人の人間しかいなかったの)、自分的には今でも無理、とは思っていない。困ったもんだ。やってみろ、言われればすぐ、ここでやってみせちゃうけど、ただん、そのたんびに後悔の荒波が押し寄せては来る。要するに、やろうと思ったことをただやるだけであって、そこには選択とか判断といったものは一切ないんです。人はこれを「馬鹿」と呼ぶ。構わんもんね~。
さてプレルーディオ、ルール、ブレの3曲をチョイスした(ロンドを抜かす辺り、らしい)、オーディエンス全員点目といふおそろしいステージにも終了時刻がやってきたのだけれど、前日風呂につかりながら演奏(予定)者はさらにおそろしいアイディアに取り憑かれていた。当時、巷では「おじいさんの古時計(だっけ?)」が全国的にヒットしてて、あれをアンコールでやったらどうかしらん?で、やるわけですよ、誰だ、アンコールしたやつ。(いや、確か自分からやる、と言ったような記憶が)おまけにストレートにやったんじゃ面白くないから、ってんで、無伴奏チェロ組曲1番ト長調のメヌエットとメドレーというか、接合してしまったのだ。まあ、後ろに行くにつれてどんどん上手な人のどんどんマトモなステージになってしまった蔵の街ではあったが、冗談ステージのトリに私は位置していた、ということなのだろうな。同行した第1皇子もかっこいい、といってくれたことだし、ま、これはこれで勘弁してやるか。(付き合ってる読者がいるとは思わないけど、このシリーズ、まだあと2回(ちゃんと書けばあと3回)続くのデス)
さて、このステージにわ第2ステージが続くのだけど、次回はこれにも触れてみよう。

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