さて公開まで一ヶ月になった ragtime oriole であるが、編曲について少し。譜例は、セクションAのピアノの左手とギターのバスパートを並べたもの。拍の表でベースを弾き、ウラ拍に和音でハーモニイを充填してるのが見て取れる。ギターのウラ拍は単音であるものの、この関係を模したものである。これが長い伝統の中で培われたギャロッピングと呼ばれるギターミュージックの基本形で、聞かれる向きは「ああ、アレをやってるな」と頷いて欲しい所である。よろしく頼みます。よく見るとギター譜の方に所々、レ♮やファ♭など和音から外れた音が混じっているが、これはメロディがバス音域に割り込んだもの。メロディの高低が幅広くダイナミックである所が oriole の特徴であり、それがそのまま魅力に繋がっている。
最新の画像[もっと見る]
- ちがう、そうじゃないっ 3日前
- ちがう、そうじゃないっ 3日前
- ふつうの軽音部 4ヶ月前
- guitar interlude その5 4ヶ月前
- Jamesのイントロダクション 4ヶ月前
- すこ2 6ヶ月前
- ちょっと寒い春 7ヶ月前
- turning point 7ヶ月前
- エピローグ / 円城塔 7ヶ月前
- Hilton Ruizを聞く 8ヶ月前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます