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銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

イトウヤスジロー生前ロックンロール葬

2018-10-28 21:32:03 | ライヴ見物
イトウヤスジロー生前ロックンロール葬 〜THE Parting Shot〜      2018年10月27日土曜日 17:30~   90EAST

事前情報でエントリー数が既に30を越えてるのが確定していたが、飛び入りも含めステージに何組のグループ若しくは個人が上がったのかは、まったく以って主催者しか判っていない、というのが現状なのだ。当日は予定通りスタートを切ったが、お陰さまを持ちまして終了したのは翌日の3時を回っていたと思う。これだけの参加者、これだけのお客を呼び込んでしまう腕力を有するイトウヤスジロー氏はローカルとは言えもう立派なカリスマである。最後まで義理堅く付き合っちゃったには裏事情があって、つまり自分の出番をラストにしてもらったのだ。バンドも弾き語りも大音量がお約束の90EAST、か細いギターソロじゃあ埋没してしまう。そこで主催に直接掛け合った。トリを取ろうなんてそんな野望があったわけでなく、長く楽しかったこの特別な特別なイベントを最後に今一度噛みしめて頂きましょうという趣向、CDならば隠しトラックみたいなものか? 実際、直前に来たのは先日Mr.ワリコメッツと此処で死闘を演じたR&Rバンド、実験王の4人で、深夜の米沢町に大音量が響き渡った。彼らが当日のトリであったのは言を俟たない。で、入れ替わりにステージに這い上り、マスタと打合せした通りに配線し、あとは押すだけ、ご想像にお任せします。  個人的には、相変わらず選曲と歌が上手い加藤君@トリルイ、そしてすべてを攫っていった確信犯のワタナベンチャーズ、ネタ返しも鮮やかだった憂児@フーチーロッカーズあたりか。そういや私もMCで主催に一泡吹かせる場面があった、結構したり顔してたのかも知れない。
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変わり種デュエット

2018-10-14 11:09:14 | ライヴ見物
10月6日に宮内家@南浦和で行われたライブ、Dakota Dave Hull氏が浜田さんと演奏した Kirby Puckett's Rag はクラシックラグを正しく踏襲しながらも、スリーフィンガー奏法が可愛い佳曲だった。パートを分けるのでなくほぼユニゾンで弾かれたそれは、まるで12絃ギターの響き。しかし普通のチューニングで書かれてるオリジナルに、音構成が異なるオタルナイチューニングでどうやって合わせるの?( ゚Д゚)  そこで Muse Score に手伝って貰い、トランスレーションをやってみた。まずTAB譜も併せてオリジナル(何とウチに楽譜があった。ダコタ氏のサイン付!)をひととおり打ち込み、TABのプロパティをレギュラーからオタルナイに代える、というやり方。変換した譜のそのままでは弾けない箇所を、絃およびポジションを変えたり(音自体を変えたり省略したり)して弾けるよう修正、何とか体を成したのでした。
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休日のお出掛け 補遺補遺

2018-10-11 12:32:38 | ライヴ見物
肝心なことを書くの忘れてた。宮内家@南浦和でダコタ・デイヴ・ハル来日ツアー2018のステージがはけた後、浜田さんの新しい愛機 Martin D-18を弾かせてもらったのだ。その豊かなドレッドノートサイズのボディからこぼれる鈴鳴りの高音はとみに有名で、1971年にリリースされた New Ragtime Guitar のレイヴマン氏の素晴らしい演奏はいまも皆に愛されている。で、オレが弾いたらどうなるか? アガリ症という訳でないがしかしライブの後はパンチドランカだから、そう容易くは頭が働かぬ。メイプルリーフをやろうとしてダメで(冒頭を全く忘れてしまうとわ!)、咄嗟にピーチェリン・ラグに切り替え、へろへろ、へろへろとかぼそく続ける。しかしギター版の編曲者でもある浜田氏、§3の繰り返しにある別書きフレーズを弾いた辺りでうんうんと頷いてくれ、「フクザツな心境。。」などと申されてました。でも自分の編曲を他人のプレイで聴けるのって楽しくないですか? 採点するまでもない出来でしたが、意気揚々と南浦和を引き上げる私(ホントか)
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休日のお出掛け 補遺

2018-10-10 07:06:05 | ライヴ見物
先日、南浦和へ「ダコタ・デイヴ・ハル 来日ツアー2018」に出掛けた、その前後のことをば。

〇JR常磐線我孫子駅の立ち食い蕎麦屋は、その昔山下画伯が働かれていた場所だそうな。
〇JR武蔵野線の線路配置はたいへんゆったりとしたもの。気付いたらこの路線、踏切がない。
〇ライブ開始まで余裕があったので、幼少の頃住んだことのある北浦和まで出向き、散歩。
〇流石に当時の面影はないが、駅前の道が二股になっていたような記憶だけ当たっていた。
〇分岐した右側をてくてく歩き、浦和高校横手にある蕎麦屋兼珈琲豆販売の店を発見。ダコタ氏へのプレゼントはここで調達。
〇店主に道を尋ね、昔通った幼稚園へ。あった、園庭の新幹線の遊具は無くなってたけど。
〇駅への帰途、立ち寄ったカフェで浦和市が吸収合併で消滅していたことを知る。so it goes.
〇周辺には産業道路と称される通り在り。もっと幅が広かった様な気が。1964年、親に連れられた私は沿道で聖火ランナーを見た。
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休日のお出掛け

2018-10-09 06:57:24 | ライヴ見物
ダコタ・デイヴ・ハル 来日ツアー2018  Dakota Dave Hull / ザビエル大村 / 浜田隆史

10月6日(土)埼玉・南浦和 宮内家  『SUKIYAKI』発表記念ツアーです。

三連休がやってきて取り敢えずボーっとTLを眺めていると、御一行様のツアー情報が流れていた。きょうは二日目かと何気なく浜田さんに本日の空き情報を問い合わせ、そのまま大宮(浦和)行きを決行した(その代わり、easy winners を演って貰うことに)。いつも引き籠ってギター弄ってるだけじゃ健康にもよくない、先日の元気なワリコメッツのことも思い出し、ここはひとつ行動じゃ。といってももうお昼、お茶の水でのCD漁りとか浮気は止めにして直接南浦和を目指すことにした。武蔵野線乗るの、初めてだし~。
宮内家は三人がゆったり横になれるステージを有する地下スペース、カレーが滅法旨かった。出演前の浜田さんを捕まえてしょうもないことをいっぱい喋る。せっかくダコタ氏が居るんだから話すればいいんに。映画ルーウィン・デイヴィスの話題を振ってみたが(浜田さん越しに)、ロンクと同じ釜のメシを食っておられた方だ、ありゃあロンクじゃないよ!と仰られた様で、それはそうでありましょうな。
関西から参加のザビエル大村さんを交えて(この加入の効果は大きい!)、ライブ開始。三者出ずっぱりのまま、ソロ、デュオ、トリオと様々な曲が続く。ソロを順々に廻すが、残る二人の伴奏だからバックの層が厚く全体のバランスが理想的。相変わらずのキレとハッとする転調がスゴいダコタ氏のソロ、ルルズバックインタウンも良かったが、ここは三つ巴による I'll see you in my dream をベストに挙げておきましょう。1924年に作られた軽快なJAZZナンバーです。
終演後、たまたま近所で買ってきた豆をコーヒーに目が無いダコタ氏にプレゼントし、京浜東北線と直角方向に南浦和を後にした。CD『SUKIYAKI』はもちろん買ってきたのだが、これが開けてビックリのすごく良い出来で、ライブの感じがそのままパッケージされてる感じ。ダコタ氏のレーベル Arabica からリリースされたものだが、これはラウンダー辺りから出たとしてもぜんぜん不思議じゃないよ。先の長いツアーですが、皆さん健康でがんばって下さい。


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彼らは台風以外の何物でもありませんでした。

2018-10-01 21:52:30 | ライヴ見物
『ド☆ライブ』 9/30(日) 水戸90EAST  19:00~22:00

ドンガバス / ムーンシャイン / フーチーロッカーズ / 実験王 / Mr.ワリコメッツ

台風はなんとかなるさ、とタカを括って久しぶりにやってきた90EAST。いつものフォーキーな雰囲気は微塵もなくロックに塗りつぶされた一夜、しかし元は取って帰らねばと最後までガマンしていると、トリのバンド、流石東京激戦区で鍛えられ練り上げられた奴らは違う、一味もふた味も。眼はどうしてもギターとベースを追ってしまうのだが、とにかくこのテレキャスターを構えた兄チャン、上手い。しゃがむわ、ジャンプするわ、椅子に登ってぐらぐらさせるわ、後方も確かめずに高速で後ずさりするわ。これはもお、ギターと寝食を共にしてるなんだよ、すごいね、すごいね、とそれはもお感心させられてばっかであった。
お陰で明けた月曜は台風一過の空の下を上の空でなんとか仕事をいなし帰ってきた訳だが、あのギター連中あんだけ自由に弾いてみせるのって、立って弾いてるからちゃう?それって自律神経が立ってるか座ってるかくらい違うんじゃ?で、仕舞い込んでたストラップを付けて立奏してみたら、おお、よっぽど面白いじゃん、これからはもお立って弾くことに決めてしまったのだった。実は仕事は立ってこなす事務職の私、とにかく座るのが嫌い、これでぜんぶスジが通りました。
ということで、今回のイベントの企画人であるドンガバス、大事なことを思い出させてくれたMr.ワリコメッツに大いなる感謝を。
では彼らのクロージングナンバー、「やっぱビール」で締めましょう、乾杯


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聞き返して

2018-08-19 00:59:44 | ライヴ見物
DVDを返却に外出した夜、ビストロドタコに寄ってみれば人生の大先輩がたまたま居(らっしゃっ)て、いろいろご高説を頂いた。こまけーこたあいいんだよと思いながら拝聴した。菊地雅章氏と彼のバンドが(こともあろうに)水戸で録音した彼の名盤に話が及んだからかも知れない。馬喰町にあったJAZZ喫茶ダウンホームの壁には一仕事終えた彼らのサインが残されていた。取壊し最中の同建物に深夜忍び込んだ時もしっかり残ってたような。こういうことがあると聞き返してみたくなものなのだよ
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拓郎night その3回目(その2)

2018-07-02 06:27:24 | ライヴ見物
6/30(土)拓郎night♪ @mito90EAST ~たくろうがすべてだなんて言いませんよぉ~

店に着くと、皆が曲順を紙に書き込んでいる。概ね埋まってるが二番が空き。じゃ、そこで。。。(そこが空いてた理由は後で判る)。。。久しぶりに胃に穴が。ま、即席だからな。ギターはマスターが別マイクで採ってくれたのだが、結構音が出てた様でそこはよかった。あとは丼ぶり食って横たわって次々聴いてくだけ。定年のお祝いにギブソンを手にされた方、歌の途中で亡き母を思い出し思わず詰まる御仁、アリーサ・フランクリン張りのヴォーカルで皆を魅了しながらMCも全く手を抜かない妙齢のご婦人。結構いろいろあるわけですが、相変わらず黒い(二重の意味で)歌のガバスアベ氏、今日はカーチャン企画だからと伸び伸び流すヤスジロー氏、そして4人から成る私設バンドを引っ提げて登場したはいいものの始まるまでに丸々10分を費やした慶子御大(ナマ拓郎も登場する小芝居付き)と、いつも通りのとこはいつも通りでした。例によって7時半スタートの終演11時過ぎというマラソンじゃった。アリーサの持参されたギターがASTURIAS製と聞いて仰天し、お願いしていっぱい弾かせて貰いました。至福~
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拓郎night その3回目

2018-07-01 20:03:02 | ライヴ見物
6/30(土)拓郎night♪ @mito90EAST ~たくろうがすべてだなんて言いませんよぉ~

聞けば第三回とのこと、プレ企画はあったそうだが、それにしても未だ若い催し。今回はステージ踏みましょうよ、と元かしゃま文化会館駅長=伊藤慶子久野陶園14代目=当イベントの主催者からお誘いを受けたので、いつもの傍若無人傍観マンとわワケが違う。しかもオファーがきっちり二週間前、三曲ノルマはちと無理にしても何とか二曲用意したぜ。

①girl from the north country ; Bob Dylan の2作目 the Freewheelin' から選曲。フォークの貴公子が本国のセンパイを頼みにしたのってこの辺り?と勝手にこじ付けて引っ張った。四つの verse にさんざ手こずらされ、早い時点で歌詞カード使用を決定。それでも米国のトラディショナルミュージック(の伝統)に忠実、且つオリジナリティを溢れんばかりに盛り込んだ意欲作であるに違いなく、俺の唄なんかどーでもいいから、その辺解説させてくれっ!って Desire を退けるのがタイヘンだった一曲。

②雪 ; 「猫」によるバンドver.しか知らず、しかしこのオサレさニャ誰も手出さんだろ、とチョイス。そしてアレンジが問題となったが、英国の Dylan とも称されたお方がおるやんけとばかり、Bert Jansch の Lucky Thirteen(It Don't Bother Me 収録)と Alice's Wonderland(Bert Jansch 収録)からそれぞれモティーフを拝借した。サビは思いっきりリハモを噛まし、間奏も Lucky のリズムでそれっぽく組み立て、エンディングは Alice のそれ11小節をそのまま流用した。4拍子の雪がミディアムの3拍子に移行するのは見ものかも。  雪との因縁は古く、その昔、萩尾望都の初の全集が出た時、稀代の漫画家が描いた同曲のイメージイラストがあって、そのセンで迫った積りである。

十四、五人が思い思いの三曲を次々に披露する形式のライブなので、後ろに行くほど「被る」可能性が高くなるのだが、まあその心配はなかろうと 90EAST に向かう私だったが。。。(続く)
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6月INCUS

2018-06-25 06:24:24 | ライヴ見物
さて、どこから始めるか。ひさしぶりに上京を企てた日曜、午後メインだが折角なら朝も有効に使いたい。というわけで雨にけぶる御徒町駅付近を彷徨う午前九時、無事 Cafe INCUS 到着。お店の名前は英国のギタリスト、Derek Bailey が立ち上げたレーベルにちなんでいるのだった。黒と白の色調で統一された店内、コーヒー茶碗が数段並ぶ上にジャケが誇らしげに掲げられ、一枚目ヨアヒム・キューンのトリオが流れ出した。客筋を読んで盤が選ばれるとのウワサだったので、幾らかどきどきした。ベイリーも掛けてもらった、INCUSの16番目、Evan Parker とのデュオ(1975)。
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バラッドとドラマーたちの夜

2018-05-05 23:52:32 | ライヴ見物
  仲野亜紀子JAZZ LIVE 篠原和宏(Pf.) 清水尭斗(Ba.) 江口修一(Dr.) ためすけ(Ts.&Fl.)  Live Music Pub PAPERMOON

一通のメールを貰い、暮れ始めた繁華街に向かった。水戸のまちはこんなじゃろう。インディオスの亀仙人(失礼)といささかなベース(失礼)の織りなすディメンションは心地よく、お久しぶりに聴く仲野さんは見違えるほど(失礼)成熟してた(失礼)。What a Difference a Day Made と云う私の知らないバラッドがこの晩の白眉だった。ステージ上も顔見知りが多いが気が付けば客席もかなりがそうだった。顔見知りの顔見知りは顔見知り、その数は増えていくのか減っていくのか。そうこうする内にセッションタイムになってドラマーが次々に交代しては叩いていく。が皆上手い、いつからこんなに人材豊富になったんか。旧知のピアニストと退役したグランドピアノ上で会話する。尽きぬはなし、皆いろいろあったんだ、そりゃ20年ぶりだもの。PAPERの夜は更けた、御一行様は明日、浜庄@北茨城で昼(それも午前)呑みだそうである。うちの夫婦も本日そこに居て宮内悠介の小説など優雅に読んでおったが、とどのつまりはやっぱり人の繋がりってことだ。お元気で
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井筒屋レポート

2018-04-01 21:19:58 | ライヴ見物
  三日月窃盗団 × 東京獣舎   かさま歴史交流館 井筒屋 前交流広場     17:30 ~

笠間稲荷門前通の突き当たりに位置する元旅館「井筒屋本館」。明治中期に建築された立派な木造三階建て、しかし震災による閉館、後継を公募するも採算の目途がつかず再建は暗礁に、、、とその辺までは隣市の私も知っていたが、水面下でコツコツと進めてきたのだろう、本日「かさま歴史交流館井筒屋」として堂々のオープンに漕ぎつけたのだった。そのイベントに地元バンドの三日月窃盗団も出ると聞いて足を運んできた。まだ日の明るい夕刻、久しぶりに見る井筒屋は以前の黒っぽい印象が完全に拭い去られ、明るく軽やかな姿でそこに立っていた。というか、通りより大分引っ込んでる!曳き屋をしたと伺ったがそういうことだったか。
お目当ての三日月窃盗団は、ギター、ドラム、ベースにガールズツインヴォーカル、スティールパン、ユーフォ二アムという7人編成の大所帯。PAまで手が回らず、ちょっと痒いところに手が届かなかったが、ドラムとベース、それに新加入のスティールパンをパーカスとみなすなら、それらが醸す緩いリズムは全くいつもの彼らだった。
夜も更けてきて暗闇を味方としている東京獣舎のパフォーマンスは、シーケンサ等使っているものの全編をアクースティックで貫こうとする意志が漲っていた。屋外のライブにも決して拘らず音圧に頼ろうとしない。欲を云えばファンクとケルティックの間に少し丸い感じのヴァリエーションが欲しいか。笠間の住人たちが最後のころにはもうフツーに交流しており、懐の深い処を見せていた。
帰りは門前通をぶらぶら歩いて駐車場まで戻ったが、実はこちらの道幅も拡幅されており、等間隔に配された灯りで以前と見違えるモダンな佇まいとなっていた。きょうのイベントといい都市計画といい、笠間という町は軽々と実にいろんなことをやってのける。



全員シロ装束がちょっと怪しい三日月窃盗団の面々。



東京獣舎の美術メンバーによりショーアップされた井筒屋。



東京獣舎によるライブ・ペインティング。モチーフは云わずと知れた、、
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Beatlesないと

2018-01-13 21:55:51 | ライヴ見物
2日続けての GEN'S BAR、その晩はご当地の Beatle マニアが集まってピン(ソロのこと)からバンドまで歌い倒そうという定番行事であった。10人ほどが集ったが、全員50~60代で所謂リアルタイムとそれに続く世代ということになる。何しろそげな濃~い連中なので、曲を決める段で俺ポールやっからお前ジョンねという風にボーカルを割り振ったりする。ステージにはドラムセットとベーシストも用意され(失礼)、購入したばかりというリッケンバッカーやそれこそ年季の入ったギブソン160Eが投入されるなど、大騒ぎなのだった。どちらかと云えばアンチに属する私は大人しくベンチに収まっている筈だったのに、だんだん乗ってきて客席からコーラスなど(よく知らんのに)割り込ませて頂きました。圧巻はギターとピアノという最小編成による a day in the life。アコギ一挺の martha my dear も良かった。いんやー楽しかったぞ、結局お昼過ぎに店を出て、なんだかすごく確信めいたものが尾を引く帰り途でした。
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初冬の東京行脚①

2017-12-04 22:45:00 | ライヴ見物
室内楽デパート『弁天百暇堂(べんてんひゃっかどう)』vol.9 仏蘭西漫遊 2017.12.3 於;ラトリエbyエービーシー

多目的を抱えて久々の上京だ。そういう田舎臭い云いは止めー、と妻。兎に角久しぶりの渋谷である。此度九回目を迎えた室内楽シリーズ、ちょいと三度ほど中抜けしてしまったが、それだって常連と呼ばれて差し支えないオーディエンスなのだ。vol.3で聴いたフォーレの第一ピアノ四重奏が未だに印象に残っており(そん時は荻窪)、第二をやるってんで応援に来たわけである。トップのドビュッシーのピアノ三重奏にぶっ飛んだ。今の若い方たちってこんなに上手いの!ちょっとした楽団を引き連れてやってきたソプラノがドリーを歌い始めるや、涙が我が頬を伝う。鄙びた味わいのファゴット(バソンか)がいい。これが流れるカフェやそんなとこを想像してみる。フランス音楽は歌、歌なのだ。もう、それだけありゃあいい。カミさんも様々な音楽があって楽しかった、と言ってくれて助かった。休憩二回を挟んでの2時間40分だったからな。振り返ればナイスなミドル多数。こういうのにモテとるのか。
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アコースティックでセッション

2017-07-02 01:15:36 | ライヴ見物
今週土曜日(7/1)、 Punto@水戸市石川一丁目で開催中の 「gunung life & cycle exhibition」の展示会場でライブさせていただきます。
水戸の音楽仲間に声をかけてゆるくアコースティックでセッション出来たらいいなと思っています。(さいとう・ゆい)

ということで、平均年齢がぐぅあっと上がるも顧みず、末席を汚してきました(字面どおり)。歌姫さいとうゆいちゃんの声掛けで、三日月窃盗団のメンバー4人とinweuの3人(うち一人は重複)、みちくさのウクレレ弾き、そして隣県からギタリスト小川倫生さんを招いて、梅雨空の下18時半、しめやかに開幕しました。参集した誰かの弾き語りに合わせ、周囲が寄り添うように盛り立てる形式で、二回の休憩を挟みセッションが繰り広げられました。一部アンプに繋いでいたというもの、ほとんどは所謂アンプラグドで、それにしても皆達者よのう。どうしてあんなにいい音がするんだ。(小川さんは、まあ別格としても。)うちのYairiは購入から丸1年を経て初めて戸外へ連れ出された訳ですが、びっくりしただろうなあ、もお。いろいろと頂いた刺激を両手に大事に抱えて持ち帰る、ロートルでありました。あ、小川さんのCD、Night Jasmine もサインを頂戴して、これもお持ち帰り。バート・ヤンシュはそんなにDADGADチューニングは使ってないですよ、とは小川さんの弁。そーなのかと思う反面、当該CDの中心にあるのはDADGADで編まれた曲々なのだなあ。小川さんというギタリストが少し見えた気がする晩でした。。。
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