かなりショックだったので書いておく。たった今、南町のスクランブル交差点からてくてくと帰ってきたところだが、ひょんなことから高校時代の先輩たちのバンドを観てきたのだ。42年ぶりだって?ペーパームーンの店内は既におじさんおばさんでごった返していた。若い人も居るには居るが、ありゃあ皆二世だよ。演目がすごい、レッド・ツェッペリンである。ハードロックである。全部顔見知りの客なのに、その客たちがブリティシュの硬派をよく知らないことをステージは熟知していて、しかし全く動じる気配もない。還暦を迎えた四人のメンバーは10曲になんなんとするナンバーを演奏しきった。ベースとドラムの織りなすハーモニーは素晴らしく、ギターに憑かれた男というものを久々に見た。ヴォーカルとギターというのは双子だった。タペストリーのような構成美を持つ音楽を演じるのはたいへんなのだ。あれからずっとやってたって?参ったな、どうやって一矢報いるんだ。
かなりショックだったので書いておく。たった今、南町のスクランブル交差点からてくてくと帰ってきたところだが、ひょんなことから高校時代の先輩たちのバンドを観てきたのだ。42年ぶりだって?ペーパームーンの店内は既におじさんおばさんでごった返していた。若い人も居るには居るが、ありゃあ皆二世だよ。演目がすごい、レッド・ツェッペリンである。ハードロックである。全部顔見知りの客なのに、その客たちがブリティシュの硬派をよく知らないことをステージは熟知していて、しかし全く動じる気配もない。還暦を迎えた四人のメンバーは10曲になんなんとするナンバーを演奏しきった。ベースとドラムの織りなすハーモニーは素晴らしく、ギターに憑かれた男というものを久々に見た。ヴォーカルとギターというのは双子だった。タペストリーのような構成美を持つ音楽を演じるのはたいへんなのだ。あれからずっとやってたって?参ったな、どうやって一矢報いるんだ。
https://www.youtube.com/watch?v=m1Tg-SVkiIk&feature=youtu.be
vol.1 http://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/b05a1ebf4692594cb5e056b0f0c6d6f3
vol.2 http://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/9e54887be5089a03a84a0341e586eca4
vol.3 http://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/4042b5d430161b1f8421bcccb3121a8d
vol.4 http://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/c77d92e6962fcc4ba06fc9ce48367cb9
vol.5
vol.6 http://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/76a2e7fdc312e618ddc0f80ea4ab73d0
vol.7 http://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/5e4cf89ff932cd08b8573f7ea23d7dfd
まあまあ皆勤賞に近いんじゃない?
オーベール ; 2つのヴァイオリンのための組曲第3番 ニ長調 op.15-3
ルクレール ; 2つのヴァイオリンのためのソナタ ニ長調 op.3-6
テレマン ; 2つのヴァイオリンのためのカノンソナタ ト長調 TWV40:118
コレッリ ; ラ・フォリア ニ短調 op.5-12 (Due Luceによる編曲)
曲目を記すだけでこの労苦であるが、今年も宇都宮詣でをして参りました。ボリュームセヴンというだけで驚いてしまうが。トリにまします大有名曲は、ぢつはボリュームツーの再演である。だいぶ手間暇かけていじったみたいで、見違えるように変貌していたが、初演を単に私が忘れてるだけかも知れない。個人的にはあんまり褒めてない感想を寄せたが、どうしてどうしてテクニックなど光る部分がありありである。ジャンルがジャンルだけに対象曲も少なく、確かに渋いプログラムなのだが、年一で(確か)いつも同じステージでやってるので、観てみっかという方は次回是非です。
ひとにぎりの骨と石くれが月からの贈り物!
きょう人びとは春の堰を切る、
懐かしみ、懐かしみつつ。
- 『ヘレン読みかた帳』
銚子電鉄訪問から一夜明けた日曜は、その反動を受けて地元ひたちなか海浜鉄道、通称「湊線」ですね。まずは海際で腹拵えを済ませて那珂湊駅へ赴くと、改札前の待合いでは何時も通りみなと源太さんがギターのひき語りをされてらっしゃる。む、S.Yairi じゃなくて YAMAHA だよ。那珂湊 → 阿字ヶ浦 → 那珂湊 → 勝田 → 那珂湊 → 阿字ヶ浦 → 那珂湊と一日フリー乗車券@900円で乗車を済ませ、改札を通って戻って来ると、人影も少なくなった春の陽が差し込む待合いでは件のみなとさんが唄い終えて小休止中。このタイミングを見逃す私じゃあないよ、さっそくYAMAHAを借り出して Wilson Rag → St.Louis Tickle → Maple Leaf Rag と三曲ヤラセテ貰いました。那珂湊駅は大正期に鉄道が開通して以来ずっと使われてきた立派な駅舎で、改装を経たものの今でも待合いの天井に当時の面影を偲ぶことができます。そんな由緒あるところで弾かせて貰えるなんて感激、また弾かせて下さい!と源太さん及びおらが鉄道応援団に頼み込んで、湊を後にしました。 が、同行のカミさんに尋ねたればやっぱり音量不足はいかんともしがたく。PAの助けもなしのフィンガーピッキングでは、しょうがないとは言うものの。課題山積のこれからです
須藤忠隆個展『夢の棲む街』 2017.2/18 ~ 2/26
動物を象った建築物の焼き物で作ったジオラマなど、楽しい展示でした。普段は買ったりなどしないカミさんが、誕生月の星座をあしらったコーヒーカップに手を伸ばしたんでビックリした。私はと云うと、最近リリースされた須藤くんのCD『Town to Town』を。さいとう・ゆいちゃんやInweuの楽曲がエレクトロニカの味付けで楽しめます。といってもギター工房の方に引き付けられてしまうのは何時ものこと、まだHPには上がってませんがアストリアスのマーチン・モデルが新着でさっそくいじらせて頂きました♪ んん、これはダブルオーかいな?黒檀のフィンガーボードが。。。
Vol.2 Resonanz Barock Consort ~共鳴するバロックアンサンブル~ 2017年2月18日(土)16:00開演 宇都宮大学峰ヶ丘講堂
宇都宮の盟友、ヴァイオリンのKANOKOから丁寧な手紙付きチラシを送られていたので、行かない訳にもいかぬ。カミさんも異議はないようだし。笠間から県道1号線で益子町を通過、R123が芳賀町に入る頃には前方の日光連山が刻一刻と大きくなる。雪を被って連なる山々を感動をもって眺められるのは、隣県県民でない我々の特権である。宇大に入るのは初めてだが駐車場がないと聞いていたので1キロ以上離れた某DSをちょと拝借、なんとか開演に間に合った。プログラムはヘンデル、バッハ、テレマンというドイツ・バロック期の著名な作曲家の作品を巡る企画で、ソロ奏者にリピエノが各パート一人づつの合奏協奏曲に焦点を当てている。聞き物は水上の音楽(ヘンデル)のソロ・トランペット、それにヴァイオリンとオーボエの協奏曲(バッハ)のオーボエ・プレイヤー、この二人の管楽器奏者でした。ペットの輝かしい音色もさることながら、オーボエの女の子がぐいぐいバックを引っ張っていく様がよかったなあ。オーボエ・パートの相方のヴァイオリンも、その付かず離れずのアンサンブルが素晴らしかったです。アンコールも含め全8曲となると消化不良の部分もやや伺えましたが、お客さんは(みんな寒いのでコートのまま聞いている)大喜びだったのでいいと思います。久しぶりにト長調チェロ組曲(バッハ)の生演奏も聴けました。懐かしや
北口 功(ギター) シベリウス / スプルース、ブラームス / ワルツop.39-15、モーツァルト / ラクリモーサ、J.S.バッハ / シャコンヌ BWV.1004
ギターのオリジナルでない曲シリーズ、トリのバッハはもちろん無伴奏ヴァイオリン用に書かれた人類遺産で、長調に転調する中間部、むかし触ったことのある身は泪無くして聞けません。聴衆に寄り添うような演奏は、好感度大でした。今年2~3月に録音したCDはなんと同じ無伴奏でも、先日ふらっとやる気になったパルティータ1番だったので、つい購入してしまう。ついでに冒頭のフィンガリングなど、ご意見を頂くのも忘れずに。(コレンテのドゥーブル(変奏)のヴィオラ譜フィンガリングは、桐山センセイに聞きまくったっけ)そういえば今日、家を出だす時、車に持ち込んだのはヤープ・シュレーダー先生が演奏する無伴奏ヴァイオリンのCDだったんだよ、あの時この展開は決まったんだ。全てが終了し、あとはこちらも同窓会の済んだカミさんを友部駅北口でキャッチして帰宅、ま、そんなとこですね
出演 ; 岡野美由紀、トリルイ、Aiko、朝日駿、ムーンシャイン、ドドイッツ、ドンガバス
ボーカル、ギター + ベースの編成で、もう20ウン年やってるドンガバスの2ndアルバム・リリース記念ライブに行ってきました。終演はお昼を廻ってたと思うけど、それからも出演者に混じって楽しくお話しさせていただきました。Little Martha の名刺兼Tabが出来上がったので、ギタリストと見るや見境なく押し付けてきました。みんな音源くらい聞いてくれるといいんだけど。それはともかく、ドンガバスのお二人、お疲れさまでした。またいっしょに遊んでやって下さい。(適当なレポでスマヌ)
プログラム ; F.クープラン / 2つのヴァイオリンのための組曲 第1番 ニ長調
N,シェドヴィル / 2つのヴァイオリンのためのソナタ No.3 ハ短調 作品8
J.M.ルクレール / 2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 作品12-3
J.オーベール / 2つのヴァイオリンのための組曲 第1番 ト長調 作品15-1
ひさしぶりに隣県の大都会に行って参りました。昨年2月以来か。Neilson の古典機が似合いそな東武南宇都宮駅に車を停め、悠日カフェへ、今回はカミさんが同行です。フランス・バロックの愉しみと名打った催し、努めて平静に聴いていましたが、ルクレールになるとやっぱり耳をそばだてずにはおらなんだ。それぞれ二声ずつなら全部で四声、ポリフォニックで緻密な構成、要所要所に閃くフレーズ。バロックの地平から既に古典期を見通した、真の器楽曲(ソナタ)と申せましょう。その分、技巧も盛られちゃって、おそらく偶数ポジションでのダブル・ストップだろうけど、苦労してるようでしたな。気になって帰宅してから調べたら、同作曲家のヴァイオリン・デュオは作品3と作品12の全部で12曲もあるようだし、当分材料には事欠きませんね。(付記)最後の曲は最後まで長調が出てこない、不思議な長調でした
木曜からパソコンの設定不良でネットに繋げなくなってたが、ようやくその状態を脱した。私は元気で、ネタは大漁です。さてセンパイの個展であるが、休日11日は午後1時からライブをやるというので聞きに出掛ける。重厚なドアを開けて中に入ると、向かって左は大作が壁に掛けてあり、奥が演奏スペース。右にドラムセットが置かれ、左にはベース、そして中央にエレクトリックギターが二挺。伝説のバンド、アルバトロスJr.のお三方が寄り集まって演奏するのは、なんと32年ぶりだそうで。高三のとき、千波湖畔で聞いたあの感情が蘇るに十分なプレイであった。ラストは米国ロサンジェルスに本拠があったロックバンド、Little Feat の Willin' 。それはいたく、私の涙腺を刺激するのでありました。個展の右半分スペースは幻想的な色彩の天使が葉書半分の紙片に描かれたものが、所狭しと貼り付けられていた(全部で2000枚とか)。一葉だけ、我が家にも来て貰いました。こっちからのお土産は Someone to Watch Over Me のコピー譜。宿題を出されるとは、とぼやかれました
芦田ちえみさんの自主企画ということで、旅するユニット フエニカと地元バンドの inweu の組み合わせでライブがあった。場所は Lights out Records、DJ は須藤くん@三日月窃盗団。芦田さんは9月にかしゃま文化会館@笠間の再スタート・ライブで伸びやかな声を聞かせてもらい、また三日月窃盗団ではさいとう・ゆいさんとツイン・ヴォーカルを張ってる逸材である。ピアノもうまい、inweu からドラム、ヴァイオインを迎えてのトリオは特によかった。その inweu は、会場は盛り上がっていたが2ndアルバムの収録も関係してるのかしら?幾分注意力が散漫だったように思う。ともかくお疲れさま。水戸にやってきたフエニカはピアノとギターによる duo。ポップな楽曲をしっかり練られたアレンジで聞かせる実力派とみた、転調がすこしややこしいが。中頃から後半に掛けてはぐいぐい引っ張り込むチカラがあった。さてきょう12/6は Lights out 店長とさいとう・ゆい嬢@三日月窃盗団のダブル誕生日ということで、終演後、ささやかなパーティもあった。持参したTAB譜が自動的にプレゼントになってしまうというのはなかなかなもの
ギグがあるんだ。twitter っで知って早速メンバーにオーダーすると、「今日は5人編成のフルメンバーで演奏します。」とリプが。女性ヴォーカル陣の充実に加え、スケジュールがなかなか難しくて欠けがちなベーシストの登板を確認のうえ、スクランブル交差点からちょっと入った所の Lights out Records へ。狭い階段を抜け、ビル四階のスペースへ。インスト好きのDJ氏は選曲にスキがなく、もう十分楽しい。なになに、JAZZをレクチャーして欲しい?よっしゃよっしゃ。 8時15分、三日月窃盗団スタート。リプに「冬の空気に合う新曲もお披露目します。」とあったが、当初から5人のフルメンバーを想定して書かれた曲は、オーディエンスに更なる満足を与えたことでしょう。一部メンバーが被ってる inweu はいま2ndアルバムの制作中と聞いているが、肩を並べるように quintet (5人編成のバンド)に成長した三日月窃盗団、今後の活躍が期待されます。次は12/6、同じ Lights out で今度はその inweu と芦田ちえみちゃんのギグでございます
いよいよ今日が会社のイベント日、そしてここ一週間だかの成果が試される日なわけだ。慣れない背広着て(普段はどこでもブルゾンで通している)黒い靴履いて(どこだってカジュアル・シューズ)来客の皆様に愛想笑いしてると、もうだめぽ。手はなにやら萎縮しハートにダメサインが出かかったが、午後の会議(本日はホテルをチャーターしております)に入ると顔見知りのセンセイのお話が冷めた心にやたらとヴァイブレーションを掛けてくる。あ、こりゃ上手くいくかも、と一筋の光明。そこで休憩に入るや、リハを理由に会議を中座、誰もいない懇親会場にひとり上がりこみ、ステージ独占して練習を開始。宴会の用意が着々進むなか、バンケットの裏側を見るのも興味深い。結局、出番まで3時間以上、やらないボーカル曲まで含めて延々3時間以上リハーサルしてますた。ばかですね。ま、去るグリップフォームを含むコードチェンジを最後の最後まで練習していたのであるが。で本番、司会の呼び出しに応じてヒナ段に飛び乗り、お約束のプレリュード by バッハ(BWV.846/1) → St.Louis Tickle と2曲、さしたるキズもなく、なんとか無事に乗り切りましたとさ。70点。ギターのインストゥルメンタルなんて地味の極みだから、会場もさほど静まったわけでもなく、まあまあお聞き流していただいたってとこだが、私の音楽を聞いて下さるにはそれがいちばんいい聞き方です。 Hope you like it and enjoy it.The music part of my life is a ball.(Sadik Hakim)