ルイジ・ストゥルツォ通りを道なりに進むと、
やがて突きあたりにサン・ジョルジョ教会のシンプルなファサードが見えてきます。
11世紀ごろにこのあたりに多く住んでいたジェノヴァ人たちによってつくられたこの教会は、
もともとは要塞としての役割も果たしていました。
内部はいつごろ改装されたのでしょうか。汚れやくすみもなく美しいままです。
壁面の淡いブルーが印象的ですね。
天井部分はちょっと凝ったデザインです。フレスコ画も新しいようですね。
いくつかある礼拝堂のうちのひとつです。バロック風の装飾がほどこされています。
ここもやっぱり色づかいがきれいですね。
教会を出て、ほんの少し北に歩くと、見晴らしのよい通りに出ます。
シチリアらしい荒涼とした丘陵地帯の向こうに、うっすらと雪化粧をしたエトナ山が見えます。
今度もしシチリアに来ることができたら、そのときはエトナ山にもぜひ行ってみたいな…。