再び大階段の下に戻ると、今度は東へと向かいます。
まずは大階段の入り口にあるサン・ジュゼッペ教会(Chiesa di S.Giuseppe)へ。
1693年の大地震の後に改修されたというこの教会、残念ながら中を見ることはできませんでしたが、
左右に鐘楼があるシチリアらしいファサードです。
続いてはボナヴェントゥーラ教会(Chiesa S.Bonaventura)。
サン・ジュゼッペ教会の脇を入り、
サン・ボナヴェントゥーラ通りと名づけられたせまい小道をだらだらと上っていくと、
5分ほどで急に視界が開け、そこに教会が現れます。
残念ながら、ここも中に入ることはできませんでした。
最後は、ボナヴェントゥーラ教会から少し下ったところにある、
サン・ジャコモ教会(Basilica di S.Giacomo)。
1090年に当時のノルマン王ルッジェーロが建てさせたという由緒ある教会です。
ちなみに聖ジャコモはカルタジローネの守護聖人で、
毎年7月25日には、「サン・ジャコモ祭」が盛大に行われるそうです。
内部は、やはり改装されていました。天井の装飾が特にみごとです。
細かい幾何学模様の装飾が一面にほどこされています。
鐘楼の一番上は、カルタジローネ特産のマヨルカ焼で装飾されていました。