コッラルボの駅から30分ほど歩いたところに、まるでカッパドキアのような場所があると聞いて、
私たちはそこまで足を伸ばすことにしました。(写真左隅に少しだけ写っているのがわかるでしょうか。)
ピラミデを間近で見ることのできる展望台までは、このような木立の中の道を歩いて行きます。
木々のあいだからドロミーティの山々を眺めながらのんびりと歩きます。
アップダウンもあるので、軽い運動にもなって、とても気持ちのいい道です。
近づくにつれて、ピラミデが少しずつ見えてきました。
スケールはぜんぜん違いますが、やっぱりカッパドキアに雰囲気が似ています。
石灰岩の地層を雨などが浸食して、硬い石があったところだけがそのまま残ったのでしょう。
どのピラミデのてっぺんにも石がのっているのが見えます。
遊歩道の途中には展望台があります。
ここからは、ピラミデとドロミーティの両方の眺めを楽しむことができます。
さっきよりはっきりとピラミデを眺めることができます。
サンタンドレア教会のむこうにサッソ・ルンゴが見えます。まるで旅行会社のパンフレットのような眺めです。
ピラミデのある谷を越えると、ごらんのような風景が広がっています。
なんともいえないほがらかな気分になれる場所です。
本当なら、一日中ここでのんびりしながらお弁当でも食べたいところなのですが、
残念ながらこの日のホテルはヴァル・ガルデーナに予約済。
私たちはなごりを惜しみながらコッラルボの駅へと戻ったのでした。