i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

2000年前の居酒屋(バール?)

2010年08月13日 | ポンペイ

080301 アッボンダンツァ通りを東に向かって歩くと、通りの右手に、こんな場所が残っています。
ここは、当時の居酒屋の跡で、
カウンターらしき場所に開いている穴にワインや食べ物の入った壺を入れていたそうです。

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例によって、復元予想図を見てみましょう。
ここはプラチドゥスという人物の経営していた居酒屋で、
おそらく「プラチドゥスの店」と呼ばれていたのでしょう。
壁に掛けられた絵の中には、ディオニソスの姿も見られます。

080302
ポンペイでは、このほかにもあちらこちらで下の写真のような居酒屋の跡を見ることができます。
当時は、何十軒(百件近いという説もあります)という居酒屋があったそうです。

古代ローマ人の一般的な生活では、仕事は午前中のみ。
午後は公共浴場で過ごしたり、このような居酒屋でワインや食事を楽しんでいたそうです。
ちょっとうらやましいですね。ポンペイの人々の暮らしもやはりそうだったのでしょうか。

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コメント
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