Porta Marinaをくぐると、そこにはまさに1つの「街」が広がっていました。
果てしなく続く大通りの両脇にいくつもの建物が立ち並んでいます。
この門の近くはおそらく政治・経済の中心だったのでしょう。
フォロを中心にして神殿などの重要な建築物が配置されている様子は、
まるでローマのフォロ・ロマーノのようです。
最初に目につくのが、道の右手にある「バシリカ」と呼ばれる建物です。
今では「聖堂(教会)」と訳されることの多い「バシリカ」ですが、
この時代には裁判所のような場所だったようです。今では列柱の根元の部分しか残っていませんが、
かなり大きな建物だったことがわかります。
復元予想図です。(遺跡内のブックショップで買ったカレンダーを撮影)
こちらはアポロ神殿。信仰上、非常に重要な場所だったと考えられています。
回廊部分と思われる場所にアポロのブロンズ像(レプリカ)が置かれています。