グラッパ酒で有名なバッサーノ・デル・グラッパは、パドヴァからプルマンで一時間ほどの所にあります。
バッサーノ・デル・グラッパとは、“グラッパ地方のバッサーノ”という意味です。
小さいけれど、自然に囲まれた美しい街です。
町の西側には、ドロミテ渓谷に源流を発するブレンタ川が流れています。
この川に架かるコペルト橋は、屋根の ついている木製の美しい橋で、この町のシンボル的存在です。
橋をバックに記念撮影をしたいと思っていた私たちは、
いい撮影ポイントを見つけたのですが、
あいにくまわりには人気がなく、
カラビニのパトカーが一台とまっているだけ。
おそるおそる「写真を撮ってほしい」と声をかけると、
快く応じてくれました。(写真はイメージです)
昼食はちょっとふんぱつして、
一流リストランテの「ベルヴェデーレ」で。
とてもおいしかったのですが、フルコースを頼んだので、
ちょっと量が多すぎました。
昼食後はふたたび街並みを散策。町の中心であるリベルタ広場では、なにかイベントでもあるのか、
大きな仮設ステージが組み立てられていました。上の写真は、広場に面した市庁舎です。
そのあとは色鮮やかな陶器などが飾られた店先を眺めながら、
ドゥオーモを経由してマルティーリ通りへ。
家々の窓は、いたるところ花で美しく飾られています。
窓辺の花々がバッサーノの街並みを
いっそう魅力的にしています。