旧市街の一番南にある大きな広場です。
「谷間の草原」という、ちょっと不思議な名前がついていますが、
ここは昔は古代ローマの円形闘技場だったそうです。
広場はきれいな楕円形をしていて、まわりを取り囲むように
約80体のパドヴァにゆかりのある人物の彫像が並んでいます。
中央には大きな噴水があり、涼しげな風が吹いています。
パドヴァの人たちにとっては憩いの場らしく、皆思い思いにくつろいでいます。
旧市街の見どころからは離れているためか、観光客らしい人はあまり見かけません。
広場の南に大きな駐車場があるらしく、
時おりツアーガイドに率いられた団体客がサンタントニオ教会方面へ横切っていきます。
広場の南西には、サンタ・ジュスティーナ教会があるのですが、
やわらかな日差しを浴びながらパニーニとジェラートをほおばり、
すっかり気持ちよくなった私たちは、教会を見ることなくホテルへと戻ったのでした。
プラート・デラ・ヴァッレの夜景(ホームページからお借りしました)