サン・ヴィターレ聖堂の絢爛豪華なモザイクに圧倒されて表に出ると、そこは芝生の広場になっていて、
芝生の緑が気持ちをホッとさせてくれます。
その広場の片隅に、小さなレンガ造りの建物があります。
これが“ラヴェンナの宝石箱”ガッラ・プラキディア廟です。
劇的な生涯を送り、西ローマ帝国の女帝となったガッラ・プラキディアは、
当時西ローマ帝国の首都になっていた
ここラヴェンナに埋葬してほしいと遺言を残していたそうです。
質素な建物の中に一歩足を踏み入れると、
そこは今までラヴェンナで出会ったどのモザイクとも
まったく異なる色彩の空間が広がっていたのです…。
モザイクのきらめき―古都ラヴェンナ物語 価格:¥ 1,995(税込) 発売日:2001-12 |