町の名“マルティナフランカ”の
“フランカ”というのは
課税を免除され自由な交易が
認められた町に付く形容詞で、
訳すと「免税された町マルティナ」
といった感じでしょうか。
そのため、この地方のほかの町に
比べて商業の発展が進み、
富裕層が多く住んでいたためなのか、
旧市街全体がバロック様式で
美しく装飾されています。
旧市街の基礎は、
他のムルジェの町々と同じように、
迷路のような狭い路地の続く
小さな楕円形の町です。
しかし、メインストリートと
それに続く広場には、
バロック式のバルコニーを持つ
建物が並んでいます。
旧市街のメインストリートには、バロック風のバルコニーを持つ建物が立ち並んでいます。
街の正門近くには、街のサイズには不釣合いな大きさのドゥカーレ宮殿が建っています。
この宮殿の前は広場になっていて、きれいな花で飾られた花壇があります。
宮殿前の広場です。噴水のまわりには、ゼラニウムが満開。
街全体が単色で統一されている所が多いプーリアで、この町は華やいだ雰囲気を持っていたように思います。
ぜひ、旅のアクセントに立ち寄ってほしい街です。
そういえば、FSEの駅から旧市街まではやたらと遠いのでご注意を。